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| 科目名 | 美学演習2 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 櫻井一成 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業概要 | 本授業では、ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読を軸に、芸術と道徳の関係について考えていく。世間的な常識を揺さぶるところに芸術の価値を認めるような考え方もあれば、その不道徳さゆえに目にするのもおぞましいという作品も存在している。道徳的な善し悪しと芸術作品の善し悪しはどのように関わっているのだろうか? 実はこの問題を考えようとすると、さまざまな問題が派生してくる。善い芸術とは美しい芸術のことなのか? もしそうでないとすれば、芸術に固有の価値とは何か? そもそも作品が不道徳的であるとはどういうことか? 誰がどうやって作品の不道徳さを判断するのか? 美学の諸問題が絡みあうなか、一歩一歩議論を整理し、哲学的パズルを考える難しさと楽しさを参加者と共有したい。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | テキストを正確かつ批判的に読む技術を習得する。 プレゼンテーションの技術(要約やレジュメを作成する技術)を習得する。 他の人とディスカッションする楽しさを知り、よりよい議論を行うための技術を習得する。 現代の美学が何を問題としているのかを理解し、それについて思索する楽しさを知る。 哲学的問題にアプローチするための技術を習得する。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
| 授業の方法 | 演習形式で進める。各回の担当者を決め、担当者が作成したレジュメを叩き台として議論をおこなう。 授業では関連するさまざまな文献もとりあげていく予定である。 理解を深めるために、レポート課題に該当するものとして、論文全体のレジュメを作成してもらう予定である。 意見が正しいかどうかはあまり重要ではないので、臆せずに発言・質問してもらいたい。 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間を目安とします。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
イントロダクション:問題の概要の説明、分析美学について 【事前学習】 不道徳な芸術作品の例を考えてくる。 【事後学習】 他の参加者があげた不道徳な芸術作品を鑑賞してみる。 |
| 2 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 1 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 3 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 2 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 4 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 3 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 5 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 4 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 6 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 5 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 7 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 6 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 8 |
これまでの議論をふりかえり、疑問点を確認する。関連文献から重要な知見が得られた場合は共有する。 【事前学習】 前回までに講読した部分を再読してくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 9 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 7 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 10 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 8 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 11 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 9 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 12 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 10 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 13 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 11 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 14 |
ダニエル・ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」の講読 12 【事前学習】 講読予定箇所を読んでくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 授業で言及された著作や芸術作品があれば、目を通しておく。 |
| 15 |
全体の議論をふりかえり、疑問点を確認する。関連文献から重要な知見が得られた場合は共有する。 【事前学習】 前回までに講読した部分を再読してくる。よくわからなかった箇所や疑問点をメモしておく。 【事後学習】 全体の議論をレジュメにまとめる。 |
| その他 | |
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| 教科書 | 西村清和編・監訳 『『分析美学基本論文集』』 勁草書房 2015年 |
| 参考書 | R. ステッカー(森功次訳) 『分析美学入門』 勁草書房 2013年 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(40%)、発表(30%) |
| オフィスアワー | 水曜日の昼休み |