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精神医学特論2

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科目名
平成29年度以前入学者
精神医学特論2
教員名 内山 真
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 心理学専攻
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 【臨床心理士選択必修科目D群】
精神疾患における症候のとらえ方と面接の方法,及び精神療法の基礎
授業のねらい・到達目標 前期においては、代表的な精神疾患について、実際の症例を通して精神症状をとらえ、その成り立ちを記述精神医学的立場から考え、精神疾患に関する種々の成因論的学説について理解を深める。さらに、精神疾患患者に対する診断面接の実際的な技法について学ぶ。
後期においては、代表的な精神疾患について、支持的精神療法の実際について、症例を通して学ぶとともに、種々の学説における心理療法の意義について理解する。
授業の方法 前期においては、臨床症例の面接を見学し、精神症状のとらえ方について討論する。症候論の組み立て方および記述現象学のアプローチについてミニレクチャーを行う。
後期においては、臨床症例の面接を見学し、支持的精神療法の実際について学ぶ。面接の仕方と心理療法について、臨床症例に則してミニレクチャーを行う。
履修条件 臨床心理学コースの学生(4人まで)。毎週月曜日,午後1時00分までに日大板橋病院精神科医局に集合する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 実際の症例に沿った疾患別の各論的な演習を主体に行う。
【事前学修】精神疾患における心理力動について予習しておく。
【事後学修】実際の症例における疾患別の症状について復習しておく。
授業計画
1 精神療法の考え方1
2 精神療法の考え方2
3 心因反応への精神療法的接近
4 神経症への精神療法的接近
5 うつ病に対する精神療法的接近
6 うつ病の認知療法
7 躁うつ病に対する精神療法
8 統合失調症に対する精神療法的接近
9 不眠症の認知行動療法
10 支持的精神療法の実際
11 精神療法のメカニズム
12 診断面接の実際1
13 診断面接の実際2
14 診断面接の実際3
15 総括
その他
教科書 Michael Gelderら 山内俊雄 監訳  『『教科書 (オックスフォード精神医学)』』 丸善株式会社 2007年 第3版
Tim Thornton, 教科書:Essential philosophy of psychiatry, Oxford University Press, 2007, 1 edition
参考書 Michael Gelderら, 教科書:Shorter Oxford Textbook of Psychiatry, Oxford University Press, 2006, 5 edition
成績評価の方法及び基準 レポート(25%)、授業参画度(75%)
出席状況,レポート,実習態度,実習成果より判定する。
オフィスアワー 毎週月曜日 10:00〜12:00
電話 03-3972-8111  内線 2431

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