歴史と社会２

授業テーマ	日本における都市地域の地理的・社会的特徴とその形成の歴史について学ぶ。
授業のねらい・到達目標	地域は，様々な構成要素の関係性によって成立しており，その特徴は歴史的な背景によって形成される場合が多い。この授業では，地域を構成する諸要素の関係性について考察する地理的視点と，事象のプロセスについて考察する歴史的視点により，都市における地域社会の特徴について理解する能力を身につけることを目標とする。
授業の方法	授業は講義形式で行う。プロジェクターを用いて多くの地図，図，表，写真を示して説明をする。授業で用いる図表は適宜プリントとして配布する。
履修条件	特になし。高校時代に「地理」や「日本史」の授業を受けていないことを前提に行う。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	受講者にとって身近な地域について，その歴史や地域社会の特徴について調べる機会を設ける。詳しくは授業中に指示する。

授業計画
1	授業のガイダンス。講義内容，授業の進め方，評価方法などについて確認する。
2	地域社会に関する基礎的な概念について学び，そのとらえ方を理解する。
3	横浜の地域社会について学ぶ
4	川崎の地域社会について学ぶ
5	山梨の地域社会について学ぶ
6	大阪の地域社会について学ぶ①都市の形成・発達史
7	大阪の地域社会について学ぶ②都心部の諸相
8	京都の地域社会について学ぶ
9	東京の地域社会について学ぶ―江戸―
10	東京の地域社会について学ぶ―近代東京―
11	東京の地域社会について学ぶ―現代東京―
12	日本大学文理学部周辺の地域社会について学ぶ
13	郷土食と地域社会について学ぶ
14	地域社会の形成のメカニズムについて学ぶ
15	学習内容の総括(これまでの復習・解説を行い，授業の理解を深める)