検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。

| 科目名 平成28年度以後入学者  | 
                英米文学特殊講義7 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 高橋 利明 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 英文学専攻 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 『白鯨』のユートピアと身体 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 世界文学の最高峰とも評価されるメルヴィルの『白鯨』という作品の舞台が「海」であることは大変重要である。作家は生命の起源である「海」にユートピアを求めていたのであり、白鯨追求を通して「海」そのものを描くことによって身体的なユートピアを探究したのである。『白鯨』という作品の本質的かつ普遍的な意味を考察する。 | 
| 授業の方法 | 各回、割り当て部分を担当する1名の院生が、ハンドアウト(A4版)を用意し、それをもとに発表していく。院生は、ハンドアウトに簡単なあらすじと自分が重要と考える引用原文をあげ、その問題点の分析を発表していく。その後、発表者の解釈を巡って、クラス内で議論を展開していく。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 予習的読解を必ず行うこと。各回ごと院生は辞書を丹念に引き解釈を深め、キーワードを鋭敏に捉え、自分なりのテーマを把握していくことが求められる。 復習では、授業内で捉えた問題点などを整理し文章化する努力を惜しまないこと。  | 
              
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 
                  ガイダンス 『白鯨』解説ビデオ鑑賞  | 
              
| 2 | 
                  Ch.37. "Sunset" Ch.38. "Dusk" Ch.39 "First Night-Watch" Ch.40 "Midnight, Forecastle"  | 
              
| 3 | Ch.41 "Moby-Dick" | 
| 4 | Ch.42 "The Whiteness of The Whale" | 
| 5 | 
                  Ch.43 "Hark!" Ch.44 "The Chart"  | 
              
| 6 | Ch.45 "The Affidavit" | 
| 7 | 
                  Ch.46 "Surmises" Ch.47 "The Mat-Maker"  | 
              
| 8 | Ch.48 "The First Lowering" | 
| 9 | 
                  Ch.49 "The Hyena" Ch.50 "Ahab's Boat and Crew ・Fedallah" Ch.51 "The Spirit-Spout"  | 
              
| 10 | 
                  Ch.52 "The Albatross" Ch.53 "The Gam"  | 
              
| 11 | Ch.54 "The Town-Ho's Story" | 
| 12 | Ch.54 "The Town-Ho's Story" | 
| 13 | 授業内試験と解説 | 
| 14 | 事前配布の課題に対してのフィードバック | 
| 15 | 
                  Ch.55 "Of The Monstrous Pictures of Whales" Ch.56 "Of The Less Erroneous Pictures of Whales, and The True Pictures of Whaling Scenes" まとめと質疑応答  | 
              
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | Herman Melville, Moby-Dick:Library of America Paperback Classics, ISBN 978-1-59853-085-8, 2010 | 
              
| 参考書 | 適宜、授業時に指示する。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%) | 
              
| オフィスアワー | 授業終了後に高橋研究室にて。 |