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産業社会学1

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科目名
平成27年度以前入学者
産業社会学1
教員名 立道 信吾
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 現代日本社会と企業との関係を産業社会学の視点から考える
授業のねらい・到達目標 現代の日本社会においては、大学生の就職難、非正規労働力率の高まり、女性の職場進出、長期安定雇用の後退といった様々な変化が起こっている。こうした変化の実態を各種の統計や調査を用いて理解していく。根拠に基づいて物事を考えるという社会科学の思考方法を身につける。
授業の方法 パワーポイントの映写を行いながら講義形式で進める。必要に応じて参考資料を配布するが、パワーポイントのスライドをすべて印刷して配布するわけではないので、毎回の授業ではきちんとノートをとってほしい。ノートを取らないと試験には合格できない授業である。授業に関連のない行為(私語、スマホの操作等)をみつけた場合、その場でノートを点検し、授業内容がきちんと書かれていない場合は、退席を命じ、以降履修を認めないので厳重に注意すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎回の授業の前に、授業のテーマについて予告するので(例:フリーター)、そのテーマに関する基礎的な情報をインターネットなどで検索しておくこと.毎回の授業の後、授業中に作成したノートの整理を行い、知識を深めると共に定着させることに努力すること。
授業計画
1 ガイダンス 日本の企業と働く社会を考える
2 就活地獄① なぜマスコミは僕たちを騙すのか 報道されない就活の実態
3 就活地獄② なぜ中堅大学生は大手企業に就職できないのか?
日本のメリトクラシー 日本の学歴社会
4 就活地獄③ 失敗する就活と成功する就活 立道ゼミ「就活実態調査」の結果から
5 ブラック企業とは何か①鬱病・低賃金・長時間労働は当たり前、過労死も目前の世界とは
6 ブラック企業とは何か②憧れの仕事に潜む罠 大手広告代理店での過労死問題と働き方改革
7 フリーターという生き方①―フリーで自己実現ができるお気楽な生き方
8 フリーターという生き方②―フリーターから正社員にはなれない理由
日本の格差社会
9 就職ができなければシリコンバレーに行こう―IT革命と技能偏向型技術進歩
10 職場における男女平等の道のり―男女雇用機会均等法施行以降
11 高齢化社会の労働者―年金がもらえないなら死ぬまで働くしかない
12 会社は誰のものか?―経営者・従業員・株主をめぐる企業統治の問題
13 働く人の声をどのようにくみ上げるか―労働組合と労使協議制
14 授業内試験と試験内容の振り返り
15 まとめ 日本の企業と社会を考える
その他
教科書 なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 毎週火曜日の4時限目に研究室で対応します。その他必要があれば、授業の空き時間に対応します。なお、原則としてe-mailで予約を取って下さい。
備考  受講生の中には、聴覚や視覚に障がいのある人が含まれる場合があります。したがって、小さな声であっても、授業の妨げになる場合もあります。そのような行為(私語等)を行った者に対しては、注意を与えたり、場合によっては退席を促します。マナーを守って他の受講者の迷惑にならないように心がけて受講できる者のみに受講を許可します。

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