学術情報の活用

授業テーマ	卒業論文・レポート作成のための学術情報の活用
授業のねらい・到達目標	卒業論文やレポート作成を想定して、テーマ設定や、学術情報の探索・収集練習を実践的に行うこと。これにより、取り組むべきテーマの選定や、論文執筆がスムーズに行えるようにすることをめざす。
授業の方法	コンピュータ実習室を使い、講義、文献・情報の探索・入手実習、およびテーマ討議を並行して進める。
履修条件	なし
事前学修・事後学修，授業計画コメント	授業の中で行う実習課題の不備を十分に補った上で次の授業に臨むこと。また、文献情報の探索・入手実習を進める中では、自分の興味関心事項を卒業論文等のテーマにまで深めることに、絶えず意識を集中させてほしい。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	論文とは何か、論文作成のプロセス、学術情報の広がりと特性
3	卒業論文やレポートのテーマ設定：問題の場の選定と主題選び、問いを立てること
4	学術情報と図書館、図書館目録（OPAC）を利用した探索とその限界、二次資料の意義
5	二次資料を利用した学術情報の探索（１）：一般書誌を使った論文検索（NDL-ONLINE 雑誌記事索引等）
6	二次資料を利用した学術情報の探索（２）：一般書誌を使った論文検索（CiNii Articles等）
7	二次資料を利用した学術情報の探索（３）：一般書誌を使った図書検索（NDL-ONLINE 等）
8	二次資料を利用した学術情報の探索（４）：一般書誌を使った図書検索（CiNii Books、WebCat Plus等）
9	二次資料を利用した学術情報の探索（５）：専門書誌の利用、NDL-SEARCH、J-STAGE、Google Scholar等
10	電子ジャーナルの利用、文献の所在調査と入手法
11	参照文献の記述法：引用、注、参照文献表の作成等
12	文献以外の学術情報、及びインターネット情報の探索と入手（１）
13	文献以外の学術情報、及びインターネット情報の探索と入手（２）
14	レポート作成のための課題学習
15	卒業論文のテーマと構成を考える：発表と討議

その他
教科書	なし。
参考書	授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準	授業参画度(100%)
オフィスアワー	研究室（新本館5階）、金曜日の昼休み時間
備考	2年生から4年生までの受講が可能であるが、特に卒業論文希望届けの提出を控えた3年生の受講を期待している。