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科目名 平成28年度以降入学者 |
質的分析法 | ||||
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教員名 | 後藤 範章 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 質的調査をやってみよう! |
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授業のねらい・到達目標 | 質的調査の論理と方法を実習を通して実践的に学び身につけることが、この授業の主たるねらいであり、到達目標です。<「社会調査士コース」の必修7科目の1科目。「社会調査士」取得希望者は、2年次に履修し単位を取得しなければなりません> |
授業の方法 | 教科書をもとにしてポイントを解説しつつ、5種類の質的調査に実際に取り組みます。「質的調査」の面白さと奥深さを体験・体感してもらいます。 |
履修条件 | 原則として、社会調査士コースの(社会調査士資格の取得を希望する)社会学科2年生のみ履修可。それ以外の履修希望者は、第1回目の授業時にA4サイズ1枚に履修したい理由を明記した「特別履修願い」を提出し、許可を受けて下さい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。 【事後学修】授業内容を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。 【授業計画コメント】教科書による予習、授業時間以外に課題やグループワークに取り組むことを必須とします。また、前期の同じ曜日・時限に開講する「都市と地域の社会学」は本講と相互に関連性を有するので、シラバスを参照して興味関心を抱いた人はこちらの科目もぜひどうぞ。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス:質的調査の種類とプロセス |
2 | 聞き取り(インタビュー)調査(1)、実習課題①③の提示 |
3 | 聞き取り(インタビュー)調査(2) |
4 | タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再/新発見(1)―実習課題②の提示とグループ編成― |
5 | タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再/新発見(2)―グループ別ミーティング― |
6 | タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再/新発見(3)―グループ別TW&FW― |
7 | 参与観察(1)、実習課題①のレポート回収 |
8 | 参与観察(2)、ドキュメント分析(1) |
9 | タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再/新発見(4)―経過報告と全体討議― |
10 | タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再/新発見(5)―グループ別TW&FW― |
11 | ドキュメント分析(2) |
12 | タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再/新発見(6)―実習課題②の成果発表会(グループ別のプレゼンテーション大会)― |
13 | タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再/新発見(7)―実習課題②の成果発表会(グループ別のプレゼンテーション大会)― |
14 | 第2回目から第13回目までの講義内容についての質疑応答 |
15 | ビジュアル・リサーチ・メソッド、課題①レポートの優秀作発表と講評、課題③レポートの回収、総まとめ |
その他 | |
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教科書 | 大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編著 『新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2013年 1年次の社会学科必修の専門科目「社会調査入門」「データ収集・分析法入門」でも使った、「社会調査士コース」の講義や実習で使う頻度が高いコース必携の教科書です。持っていない者は、必ず入手(自分のものに)するようにして下さい。 |
参考書 | 好井裕明 『「あたりまえ」を疑う社会学-質的調査のセンス-』 光文社(新書) 2006年 キャロライン・ノウルズほか(後藤範章監訳) 『ビジュアル調査法と社会学的想像力-社会風景をありありと描写する-』 ミネルヴァ書房 2012年 谷富夫・山本努編著 『よくわかる質的調査法 プロセス編』 ミネルヴァ書房 2010年 山北輝裕 『はじめての参与観察-現場と私をつなぐ社会学-』 ナカニシヤ出版 2011年 当社会学科の専任教員が執筆や翻訳にあたった、質的調査関連の本です。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、グループワークと成果発表(30%)、授業貢献度(10%) 5種類の質的調査に実際に取り組み、グループ別に実施する1調査に関しては成果をプレゼンし(グループ毎に)、個人別に実施する2調査に関してはレポートを提出してもらうことになります。これに授業での発言回数等を考慮して評価します。 |
オフィスアワー | 毎週水曜日の午後6時以降、毎週木曜日の昼休み及び午後5時半以降。本館4階の後藤研究室。なお、可能な限り、メールで事前に予約を取るように心がけてください。メールアドレスは、第1回の授業時にお知らせします。 |
備考 | MLを組んで、メールでの連絡ややり取りを行います。正規の授業時間外にも、相当な時間とエネルギーを費やして諸課題に取り組むことになります。 |