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哲学演習5

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科目名 哲学演習5
教員名 笠松 幸一
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ デューイのプラグマティズム
授業のねらい・到達目標 デューイ・プラグマティズムにおける「道具主義」「可謬主義」を把握する。
授業の方法 (1)教科書および配布プリント(英文・和文)を精読する。
(2)主要な概念・思想について発表し討議し理解を深める。
(3)自己の見解をレポートにまとめて提出する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業終了時に次回の授業の範囲および要点を指示する、事前の理解をもって授業に臨むこと。
授業計画
1 ガイダンス:プラグマティズムの概要(パース、ジェイムズ、デューイ、ローティなど)。授業の進め方。
2 デューイ・プラグマティズムの特徴(自然〔状況〕の中の人間、思考と行動の連続性、実験主義など)。
3 『哲学の改造』「第1章 哲学観の変化」
〔準備〕9~15頁を読んでおくこと。
4 「第1章 哲学観の変化」
〔準備〕16~30頁を読んでおくこと。
5 プリント:Reconstruction in Philosophy.
〔準備〕Prefatory Noteを読んでおくこと。
6 プリント:Reconstruction in Philosophy.
〔準備〕Table of Contents, ChapterⅠ, Ⅱを読んでおくこと。
7 「第2章 哲学の再構成における幾つかの歴史的要因」
〔準備〕31~50頁を読んでおくこと。
8 「第3章 哲学の再構成における科学的要因」
〔準備〕51~70頁を読んでおくこと。
9 「第4章 経験観念および理性観念の変化」
〔準備〕71~84頁を読んでおくこと。
10 プリント:Reconstruction in Philosophy.
〔準備〕Table of ContentS, ChapterⅢ, Ⅳを読んでおくこと。
11 「第5章 観念的なるものと実在的なるものの変化」
〔準備〕93~116頁を読んでおくこと。
12 プリント:Reconstruction in Philosopy.
〔準備〕Table of Contents, ChapterⅤを読んでおくこと。
13 「授業内試験」とその問題・解答の解説。
14 「経験的知識の再構成(reconstruction)」について質疑応答を行う。
15 プラグマティズムにおける二元論(観念vs.実在、精神vs.物体、人間vs.自然)批判の意義。
その他
教科書 ジョン・デューウィ著、清水幾太郎・清水禮子訳 『哲学の改造 (岩波文庫)』 岩波書店 1983年
参考書 魚津郁夫著 『プラグマティズムの思想 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 2006年
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 本授業の終了後。

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