光生物学

授業テーマ	地球の光環境と植物の光合成
授業のねらい・到達目標	生物は太陽光エネルギーを化学エネルギーに効率良く変換する能力を獲得することにより多様な進化を遂げてきた。この授業では最初に地球の光環境について学び、生物がどのような方法を使ってエネルギー変換を行ってきたかについて光合成を中心に学習する。
授業の方法	板書を中心とした講義形式で行い、必要に応じてプリントを配布する。
履修条件	なし
事前学修・事後学修，授業計画コメント	光合成について高校レベルの知識があることが望ましい。授業の終わりに、次回の講義内容について話すので、基本的な事柄を学習してくること。

授業計画
1	ガイダンス：授業のテーマや到達目標および授業の方法についての説明
2	光とは何か？　電磁波とエネルギーについて
3	地球生態系の光環境、その１　紫外線、オゾン層
4	地球生態系の光環境、その２　可視光、色素
5	分子による光エネルギーの吸収と励起状態の特徴
6	クロロフィル間のエネルギー移動
7	光による分子の損傷
8	植物の酸素発生：光化学系II複合体の構造と機能
9	光化学系I複合体の構造と機能
10	ATP合成酵素の構造と機能
11	炭素固定反応、その１：ルビスコの構造と機能
12	炭素固定反応、その２：カルビン回路の酵素
13	授業内試験および試験解答の解説
14	グループごとに課題調査および発表準備
15	グループごとに課題発表および討論

その他
成績評価の方法及び基準	試験(70%)、レポート(10%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(10%)
オフィスアワー	授業終了後または研究室で対応が可能なとき