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科目名 | 卒業論文研究ゼミ2 | ||||
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教員名 | 吉良 文孝 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 意味とかたち |
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授業のねらい・到達目標 | ことばの世界には言語普遍の大原則があります。D. Bolingerのいう「かたち(表現形式)が異なれば、必ず意味に違いがある」というものです。本演習では、ことば(意味)の織りなす細かな「ひだ」の一本一本を感じ、味わうことをねらいとします。そして、英語英文学専攻の学生が当然知っていなければならない知識・素養を身につけ、また、英語(とりわけて英語学関連の英語)を読むということはどういうことなのかを実感することを本演習の到達目標とします。 |
授業の方法 | 演習形式(輪読)。上記の「ねらい」と「到達目標」を達成するための好著であるG. LeechのMeaning and the English Verbをアトランダムに指名し輪読します。具体的には、同署の第5章の「法助動詞」を読みます。例えば、次のやりとりを考えてみましょう。X: Will you answer the phone? Y: It {may/*can} be your mother.ここでcanを用いることができないのはなぜでしょうか。mayもcanもともに「可能性」を表わしているにもかかわらず、canは容認されません。本演習では、法助動詞(Modal Auxiliaries)の意味用法、その使用メカニズム(環境)について学び、法助動詞に関する素朴な疑問について考えます。 |
履修条件 | なし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 輪読箇所の辞書を使用しての丹念な予習を必須とする。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)。 |
2 | CAN, MAY, MUST, HAVE TOの関係性 (§§119, 120.) |
3 | CAN, MAY, MUST, HAVE TOの関係性 (§121.) |
4 | CAN, MAY, MUST, HAVE TOの関係性 (§§122, 123.) |
5 | 根源的用法と認識的用法 (§125.) |
6 | WILL-prediction/predictability (126, A.) |
7 | WILL-intention (126, B.) |
8 | WILL-insistence (126, D.) |
9 | SHALL-prediction(with first-person subject (127, A.) |
10 | SHALL-intention (127, B.) |
11 | SHALL-other volitional meanings (127, C.) |
12 | SHALL-rules and regulations (127, D.) |
13 | 授業内試験(60分)、ならびに、試験解答に関する解説(30分)。 |
14 | 前週に実施した試験の解答を示す。その解答と照らし合わせ受講者自身が答案内容を検討し、学生との双方向による質疑応答をすることによって、前学期学習内容についてのさらなる理解を深める。 |
15 | 授業内試験の返却、および、他の受講者の答案内容でコメントすべき事項を適宜紹介する。これにより、前学期学修内容のフィードバックがはかられる。 |
その他 | |
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教科書 | G.Leech/澤田治美編注 『Meaning and the English Verb』 ひつじ書房 2011年 第3版 江川泰一郎著 『英文法解説(改訂三版)』 金子書房 1991年 第3版 |
参考書 | 授業中に、適宜、紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 吉良研究室(7312)火にて、曜日・水曜日・木曜日。 |