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科目名 | 卒業論文研究ゼミ1 | ||||
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教員名 | 前島 洋平 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | サマセット・モームの短編小説を題材として、文学作品を楽しみながら分析する姿勢を学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | 20世紀の英国を代表するストーリーテラーであったサマセット・モームの短編小説を読むことをとおして、作品のプロットや構成、キーワードに気を配る意識を育み、最終的には小説を読む勘所を体得することを目標とする。 |
授業の方法 | グループワークを採用するが、受講者各自は指定された作品を事前に読んで意見を持ち寄る。授業では、意見を交換・共有したのちに、発表担当のグループがハンドアウトを利用しながら語学的(英語)ならびに文学的(内容)アプローチの点から授業を展開する。グループ内やグループ同士、最終的には、受講者全員の意見交換までたどり着きたい。 作品理解を深めるために映像を見ることもある(かもしれない)。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 指定された教科書を辞書を丹念に引きながら読んでおくこと。その際に、繰り返し使われるキーワードに留意したい。 また、モームは作品の構成に特段の注意を払った作家であり、読者は作品の冒頭部と結末部の関連についても意識を払って読む必要がある。可能であれば、文学史的な資料に目をとおして、モームの生涯や作風、代表作についても調べておくと、そのぶん理解が深まる。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション 【授業形式の説明, 発表の方法, モームに関する基礎知識, グループ分け】 |
2 | プリント配布 【担当教員による作品分析の具体例の提示】 |
3 | “The Poet” 【グループ発表と議論① 意見の交換、共有、選別、議論】 |
4 | “French Joe” 【グループ発表と議論② 意見の交換、共有、選別、議論】 |
5 | “The Ant and the Grasshopper” 【グループ発表と議論③ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
6 | “Louise” 【グループ発表と議論④ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
7 | “The Promise” 【グループ発表と議論⑤ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
8 | “The Wash Tub” 【グループ発表と議論⑥ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
9 | “Mr. Know-All” 【グループ発表と議論⑦ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
10 | “The Judgment Seat” 【グループ発表と議論⑧ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
11 | プリント配布 【グループ発表と議論⑨ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
12 | プリント配布 【グループ発表と議論⑩ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
13 | プリント配布 【グループ発表と議論⑪ 意見の交換、共有、選別、議論】 |
14 | レポート課題とフィードバック |
15 | 理解度の確認と解説 |
その他 | |
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教科書 | W. S. Maugham, Cosmopolitans, Kinseido |
参考書 | 行方昭夫 『モームの謎』 岩波書店 2013年 行方昭夫 『サマセット・モームを読む』 岩波書店 2010年 行方昭夫 『東大名誉教授と原文で楽しむ 英文読書術』 DHC 2017年 *行方(2017)はモーム作品を扱ってはいないが、文学作品を読む楽しみを教えてくれる優れた指南書で、是非手に取ってみることをお勧めする。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(15%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(25%)、プレゼンテーション(30%) 授業中に配布される質問用紙には、発表グループへの評価、英語や作品解釈に関する質問などを記入する。これは受講者の予習の程度や内容理解の深度を図るもので、成績評価の方法の授業参画度に含まれる。 |
オフィスアワー | 月曜日4,5限と火曜日5限に7号館3階の前島研究室にて。メールでの質問も随時受け付ける。 |