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科目名 | 批評研究方法論5 | ||||
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教員名 | 久米 依子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 青少年文化と出版の歴史 |
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授業のねらい・到達目標 | 日本近代の青少年文化は、出版メディアの活動と強く結びつきながら発展してきた。この授業では、それらの出版形態に支えられた児童文化の様相を追い、新たなメディア展開を経て、国際的にも認められている現在の日本の青少年文化まで展望する。特に後半は、メディアミックスによって広範な影響力をもつにいたったライトノベルの様相から、いわゆる「出版」の範囲を超えた文化の新たな伝播力について考察し、研究の方法を問う。 |
授業の方法 | 講義形式。青少年文化の代表的な出版例、メディアでの形態を確認しながら、現在に至る文化の展開と、今後の可能性を考える。プリントと教科書を併用する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 教科書の指定された部分を授業前に読み、内容を把握しておくこと。授業後はプリントや教科書の、授業で指摘されたことを確認しておく。授業内容に関連する作品を読んでレポートも書いてもらう予定。 |
授業計画 | |
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1 | 明治の出版文化と青少年文化の開始 |
2 | 少年雑誌の展開 |
3 | 少女雑誌の展開 |
4 | 『赤い鳥』の試みと童心主義 |
5 | 『少年倶楽部』の台頭 |
6 | 『君たちはどう生きるか』――『日本少国民文庫』の挑戦 |
7 | 戦後の青少年文化と出版の隆盛 |
8 | ライトノベルとは何か |
9 | メディアミックスの中のライトノベル |
10 | 増幅する物語 |
11 | 物語の新しい形態 |
12 | 青少年文化としての可能性 |
13 | 国際化するライトノベル |
14 | 今後の出版文化の可能性を展望する |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める |
その他 | |
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教科書 | 大橋崇行・山中智省 『ライトノベル・フロントライン3 (小特集・メディアミックスの現在)』 青弓社 2016年 教科書は授業の後半から使用し、教科書を使っての試験を行う予定。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) 授業参画度には、コメントシートの記入を含む。 |
オフィスアワー | 水曜昼休み。木曜3限 7号館4階久米研究室 |