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日本語史3

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科目名 日本語史3
教員名 三原 裕子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 江戸都市の言語の実相を知る
授業のねらい・到達目標 現在行われている共通語のルーツを東京語にもとめ、その基盤となる「江戸語」―江戸と言う都市でおこなわれたことば―を知ることが目標である。
東京語のどのようなところに江戸語の痕跡が見受けられるか、江戸で生活する人々がどのように「変化」を受容して行ったかを探る。
授業の方法 講義を主軸とする。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 江戸にかかわる書籍を最低1冊は読んでおくこと。授業中、地名などは説明することなく取り上げられる。
授業計画
1 はじめに 江戸のイメージと偏見
2 ことばの変化要因 ①
3 ことばの変化要因 ②
4 江戸語の成立 都市の性格とことば ① 初期の江戸語
5 江戸語の成立 都市の性格とことば ② 中期・後期の江戸語
6 位相語 ① 男たちのことば さむらいのことば 職人のことば
7 位相語 ② 女ちのことば おかみさんのことば 下女のことば
8 滑稽本にみられる江戸語 式亭三馬の作品から ①
9 滑稽本にみられる江戸語 式亭三馬の作品から ②
10 咄本にみられる江戸語 ①
11 咄本にみられる江戸語 ②
12 咄本にみられる江戸語 落語の中の江戸語
13 外国人から見た江戸のことば
14 第4回から第12回までの授業内容について質疑応答をおこなう
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
参考書 教場でリストを配布する。江戸時代を題材とした書籍は非常に沢山出版されている。授業で取り上げる『浮世風呂』や『東海道中膝栗毛』などを読んでおけば、講義内容の理解がたやすくなる。
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、平常点(30%)、授業参画度(30%)
授業参加度を重視する。特に授業後のリアクションペーパーが評価において重きをなす。
オフィスアワー リアクションペーパーに質問内容を記入してくれた場合、次回の授業で取り上げて解説する。

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