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労働法2

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科目名 労働法2
教員名 松井 丈晴
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 男女雇用機会均等法、労働者派遣法、労働組合法を理解する
授業のねらい・到達目標 1.職場で出会う基本的な労働問題を理解すること。
2.男女雇用機会均等法・労働者派遣法・労働組合法の内容を理解すること。
バイト先での違法な出来事や就職前又は就職後に知っておいた方が良いことなどが学べ、その対処方法を知ることができる。
授業の方法 就業構造・労働環境が大きく変化するなかで、職場において発生する法的問題、すなわち、採用・入社から退職(解雇)までの間に職場で出会う基本的な労働問題について、関連法規等を紹介しながらできるだけ簡潔に講義する。本講義では、労働者派遣法・労働組合法等の内容を中心として講義する予定である。
履修条件 200名を超えた場合、最初の授業出席者のみの履修を認め、2回目以降は履修を認めない場合もありますので、
必ず、最初の授業に出席すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 自分のアルバイト経験などで構わないので、労働問題について常に意識をしつつ、取り組んでもらいたい。
何回か授業関連テーマに関するレポートの提出や小テストを実施し、20%の成績評価を行う。
ブラックボードで配布プリントはあらかじめ添付するので、毎回授業前にダウンロードをし、予習をし、授業に臨むこと。
授業計画
1 雇用における男女平等(1)
男女雇用機会均等法制定及び改正の経緯と背景、セクハラについて理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
2 雇用における男女平等(2)
直接性差別と間接性差別の違い、育児休業・介護休業について理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
3 非正規雇用と法(1)
非正規雇用とは何か(パートとアルバイトの違い)、均等待遇と均衡待遇の違いについて理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
4 非正規雇用と法(2)
パートタイム労働法(例えば、パートから正社員への道)について理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
5 非正規雇用と法(3)
派遣法制定と改正の経緯、派遣の種類、偽装請負について理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
6 雇用の終了(1)
任意退職(辞職)と合意解約の違い、解雇の種類と解雇制限について理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
7 雇用の終了(2)
整理解雇、変更解約告知、有期雇用契約の契約更新拒否について理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
8 雇用の終了(3)
解雇期間中の賃金(例えば、解雇期間中に他の会社でアルバイトをし、解雇無効判決を得た場合の賃金)、定年制について理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
9 労働基本権の保障(1)
労働基準法上の労働者・使用者と労働組合法上の労働者・使用者、労働基本権とは何かを理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
10 労働基本権の保障(2)
団結権・団体交渉権・団体行動権とは何かについてそれぞれ理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
11 労働基本権の保障(3)
公務員の労働基本権の制限について判例の変遷から理解をする。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
12 不当労働行為制度(1)
労組法7条に規定されている不当労働行為とは何か理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
13 不当労働行為制度(2)
労働組合法27条に規定されている労働委員会のの役割について理解する。
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
14 まとめと小テスト
15 講義内容の整理
【準備】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。
その他
教科書 増田幸弘 『フロンティア労働法』 法律文化社 2014年 第2版
ブラックボード上に添付した資料とは別に、適宜必要に応じ、プリントも配布する。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、授業内テスト(20%)
試験80%、小テスト20%で評価する。
なお、小テスト実施時に欠席した場合、救済レポートの提出を認める。
オフィスアワー 授業前後に本館2階講師室にて20分間受け付ける。
ブラックボードを利用するので、各自使えるようにすること。
備考 履修を検討している学生は、最初の授業に必ず出席すること。
労働法1を履修していることが望ましいが、履修をしていなくても可能。

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