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倫理学演習2

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科目名 倫理学演習2
教員名 永井 均
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 前期に続いてシュティルナーを研究する。シュティルナーは、どんな一般概念によっても捉えられず、ただ独り存在するだけの「私」を、「唯一者」と呼ぶ。「唯一者」は、世界開闢以来初めて登場した全く独自の存在者であるから、どんな一般性によっても捉えられない。後の実存主義やアナーキズムに影響を与えた、「唯一者」の存在だけから出発する彼の倫理思想、政治思想を研究する。
授業のねらい・到達目標 前期に続いて、シュティルナーの主著『唯一者とその所有』を読みつつ、その問題点を議論する。
授業の方法 テキストを読みつつ、内容について議論する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前にテキストの当該部分を予習してくること。事後に授業中に問題なったことについて考えること。
授業計画
1 自我について
2 自己性(1)
3 自己性(2)
4 私の力(1)
5 私の力(2)
6 私の交通(1)
7 私の交通(2)
8 私の交通(3)
9 私の交通(4)
10 私の自己享受(1)
11 私の自己享受(2)
12 唯一者(1)
13 唯一者(2)
14 唯一者(3)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
教科書 マックス・シュティルナー 『唯一者とその所有下』 現代思潮新社 2016年
教科書を必ず購入すること。購入しがたい場合はコピーでもかまわないが必ず所有すること。
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、平常点(40%)
オフィスアワー 金曜の13時30分~14時30分

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