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民俗学2

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科目名 民俗学2
教員名 斎藤 弘美
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 「いま」の私たちと「むかし」の日本人をつなぐ民俗の知恵
授業のねらい・到達目標 「いま」に生きる私たちが無意識に継承している『民俗』に気づく。
そうした『民俗』の意味を知り、自分たちの現在の生活との関わりを考えていくことで
「現在の課題に答える学問」として登場した民俗学の可能性を探る。
授業の方法 講義形式で進めるが、講義を聴くことで湧いてきた疑問には、毎回、質問票に答える形で双方向授業を行う。
また、理解を助けるためにビデオやDVDの視聴も適宜入れていく。
実際に民俗を体験し、考えることも大切なので、授業の最後にレポートの提出を求める。
授業で最も大切なのは「気づく」「考える」習慣。これを身につけられるよう重要な項目については繰り返し触れていく。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業中の板書は要点項目のみ記載するので、事後学習で必ずノートを整理し、復習しておくこと。
事前学習として、前回までの履修内容を確認し、次の授業の理解に備えること。
授業終了時に提出するリアクションペーパーの質問については次の授業で答えていくが、当然それについても授業の一環であると認識しておく。
授業計画
1 はじめに ~「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」から民俗に出会う!
2 民俗学入門・知っておきたいキーワードその1「ハレとケ」 ~イベント化する儀礼(年中行事編)
3 キーワードその1「ハレとケ」 ~イベント化する儀礼(人生儀礼編)
4 キーワードその2「共食」 ~「同じ釜のメシを食う」ことの意味
5 民俗に関係が深い?! ボジョレーヌーボー、ハロウィン、もちろんクリスマスも~外来文化の受容のしかた
6 キーワードその3「イエとムラ」 ~「遠い親戚より近くの他人」がつくる安心・安全なムラのウチ
7 キーワードその3「イエとムラ」 ~縦に延びる同族、横に広がる親戚
8 キーワードその3「イエとムラ」 ~「会社はイエ、社員は家族」日本の老舗は世界最強!
9 キーワードその4「ウチとソト」 ~「渡る世間」はなぜ鬼ばかりか
10 キーワードその4「ウチとソト」  ~「世間」が求める贈答文化。お中元お歳暮、そしてバレンタインデー
11 キーワードその4「ウチとソト」 ~日本家屋の不思議・交差する「ウチとソト」
12 日本の正月を味わう ~魂が増えるお正月
13 講義内容の整理と解説
14 授業内試験と解説
15 試験結果講評とまとめ~現代に生きる民俗、活かす民俗
その他
教科書 なし
参考書 授業中に必要に応じて指示する
成績評価の方法及び基準 レポート(35%)、授業内テスト(35%)、授業参画度(20%)、授業貢献度(10%)
第14回に授業内試験を行う。
第15回にレポートを提出する。
授業貢献度は出席回数によって評価する。
授業参画度はリアクションペーパの内容を参考に評価する。
オフィスアワー 非常勤講師室、授業の前後
備考 前期の民俗学1から継続して受講することが望ましい(その方が面白い!)

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