文化財学２

授業テーマ	文化財保護の歴史的展開と今日的課題
授業のねらい・到達目標	文化財保護法の制定に至る近代の文化財保護の歴史的変遷を探るとともに、現在における文化財保護と活用の実情を、今日的な課題をふまえて検討していく。それにより文化財保護に対する理解・認識を深める。
授業の方法	講義を中心とする。適宜、受講生による報告と質疑応答を行う。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	授業時に配布する資料等を読み、課題に備えること。

授業計画
1	文化財保護の仕組みと体系
2	近代における文化財保護の歩み１ー博覧会の開催と博物館の設置ー
3	近代における文化財保護の歩み２ー古社寺保存法・国宝保存法の制定ー
4	近代における文化財保護の歩み１ー文化財保護法の制定ー
5	文化財保護法の現在
6	有形文化財・美術工芸品の保護
7	有形文化財・建造物の保護
8	登録文化財とその保護
9	無形文化財とその保護
10	記念物とその保護
11	埋蔵文化財とその保護
12	世界遺産とその課題
13	日本遺産とその課題
14	試験と解説
15	まとめー文化財保護の今日的課題

その他
教科書	特に定めない。必要な資料は授業時に配布する。
参考書	授業時に随時指示する。
成績評価の方法及び基準	試験(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度には、授業時の報告や小レポートも加味する。
オフィスアワー	最初の授業時に指定する。