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美学史4

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科目名 美学史4
教員名 高橋 陽一郎
単位数    2 学年 1・2 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 近現代の西洋美学史
授業のねらい・到達目標 近現代の西洋美学史を学ぶことによって、美や藝術についての基本的な思想を修得し、さらにそのことによって自己の美的経験・感性的経験を省察するための語彙を獲得することを目標にする。「美学史4」ではとくに「生の哲学」と「藝術」との親和性に着目しながら、いわゆる現代アートがどのような思想を背景に誕生し発展してきたか、というテーマを中心に講義を進めてゆきたい。
授業の方法 講義形式
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習の必要はなし。資料(授業で配布)をともに使用して復習に努めることが望ましい。
授業計画
1 生の哲学と藝術
[準備]なし
2 ショーペンハウアー哲学(1):「藝術としての哲学」
[準備]第1回の「生の哲学と藝術」のプリントを読んでおく
3 ショーペンハウアー哲学(2):「物自体としての意志」と「意志の否定」
[準備]第2回の「<藝術としての哲学>」のプリントを読んでおく
4 ショーペンハウアー哲学と藝術(1):ワーグナー
[準備]第3回の「ショーペンハウアー哲学(2)」のプリントを読んでおく
5 ショーペンハウアー哲学と藝術(2):象徴主義
[準備]第4回の「ショーペンハウアー哲学と藝術(1)」のプリントを読んでおく
6 ニーチェ哲学と20世紀の諸藝術
[準備]第5回の「ショーペンハウアー哲学と藝術(2)」のプリントを読んでおく
7 ジンメルと表現主義
[準備]第6回の「ニーチェ哲学と20世紀の諸藝術」のプリントを読んでおく
8 マルセル・デュシャン以前と以後(1):デュシャンの革命的意義
[準備]第7回の「ジンメルと表現主義」のプリントを読んでおく
9 マルセル・デュシャン以前と以降(2):ゼードルマイアーとダントー
[準備]第8回の「マルセル・デュシャン以前と以後(1)」のプリントを読んでおく
10 マルセル・デュシャン以前と以降(3):ボードリヤール
[準備]第9回の「マルセル・デュシャン以前と以降(2)」のプリントを読んでおく
11 崇高のゆくえ:アドルノとリオタール
[準備]第10回の「マルセル・デュシャン以前と以降(3)」のプリントを読んでおく
12 フランクフルト学派による危機意識
[準備]第11回の「崇高のゆくえ」のプリントを読んでおく
13 真理の復権:ハイデガーと藝術
[準備]第12回の「フランクフルト学派による危機意識」のプリントを読んでおく
14 現代における美学的問題の傾向
[準備]第13回の「真理の復権」のプリントを読んでおく
15 授業のまとめ―近現代の西洋美学思想について―
[準備]なし
その他
教科書 毎回プリントを配布する。教科書は使用しない。
参考書 高橋陽一郎 『藝術としての哲学』 晃洋書房 2016年 第1版
他の参考書は授業中にその都度指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 授業後に教室にて。

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