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科目名 | 比較教育論 | ||||
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教員名 | 間篠 剛留 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 本授業のテーマは、比較教育学の理論、方法及び歴史を概観するとともに、現状と課題について学ぶことである。比較教育学と聞くと、優れた外国の事例を日本に適用することをイメージする人も多いかもしれない。しかしながら、比較教育学は単なる外国の教育紹介から脱却することを課題として発展してきたのであり、単なる輸入にとどまらない。また、外国の教育について学ぶことで、これまで疑いなく受けいれてきた日本の教育について批判的に検討するための視点を獲得することも可能だろう。本授業ではまず、比較教育学の理論、方法及び歴史を概観する。続いて比較教育学のいくつかの代表的な研究成果について学び、理論、方法及び歴史の理解を深める。さらに比較教育学の現代的な課題について学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | 比較教育学研究の基本的な考え方について理解することをねらいとする。本授業の到達目標は、具体的な比較教育学研究の成果をとりあげながら、比較教育学における「比較」の意味について自分なりに論ずることができるようになることである。 |
授業の方法 | 講義が中心となるが、一方向的な講義だけで授業が終わるのではなく、学生同士や学生と教員の議論も取り入れる。また、毎回の授業で小レポートを課し、面白い意見等はクラス全体で共有する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学修:毎回の小レポートは、事前学修と当日の考察との2部構成になっている。必ず事前学修を行ってから授業に臨むこと。また、小レポートの用紙は毎回授業の終わりに配布する。次回忘れずに持ってくること。 事後学修:毎回の授業終了後、まとめノートに当該授業の重要ポイントをまとめておくこと。なお、このまとめノートは成績評価に算入しないが、試験で持込を許可する。 |
授業計画 | |
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1 | 教育における「比較」の意味を考える |
2 | 比較教育学の歴史 |
3 | 比較教育学の理論と方法 |
4 | ニッポンの学校 |
5 | 人間形成の日米比較 |
6 | 高等教育の国際比較 |
7 | 学歴社会に関する多国間比較 |
8 | 開発教育の現状と課題 |
9 | 教員養成の国際比較 |
10 | 国際的な学力調査 |
11 | 教育と格差 |
12 | 高等教育改革の現在 |
13 | 「新自由主義」教育改革の世界的な展開 |
14 | 比較教育学研究の現在 |
15 | 改めて教育における「比較」の意味を考える |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | 馬越徹 『比較教育学 ―越境のレッスン―』 東信堂 2007年 その他授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(65%)、毎回の小レポート(35%) |
オフィスアワー | 火曜日4時限 間篠研究室 |