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日本史料研究2

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科目名 日本史料研究2
教員名 下川 雅弘
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 中世史料の解題と講読
授業のねらい・到達目標 中世史料の中でも特に主要な古記録や古文書の解題と講読を通じて、中世史料に関する知識と読解力を身につけるとともに、中世社会に対する理解を深めることを目的とする。
授業の方法 史料の講読を中心に授業を展開し、最後に次回講読する史料の簡単な解題を行う。テキストとしては、『言継卿記』『上杉家文書』などの中から、適宜、史料読解力の養成に有益な記事を取り上げる。なお、受講生には積極的な発言を求めることがあるので、できる限り予習をして授業に臨んでほしい。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業の進捗状況や受講生の希望などによって、多少内容を変更することがある。
授業計画
1 中世史料について(ガイダンス)/
古記録を読むための基礎
2 史料講読①:『花園天皇宸記』正和3年閏3月19日条
[準備]初回授業時に配付したプリント1頁~2頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
3 史料講読②:『後愚昧記』永和4年6月7日条
[準備]初回授業時に配付したプリント3頁~4頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
4 史料講読③:『十輪院内府記』『蔭凉軒日録』『後法興院記』文明17年8月9日条
[準備]初回授業時に配付したプリント5頁~6頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
5 史料講読④:『政基公旅引付』文亀2年9月1日条
[準備]初回授業時に配付したプリント7頁~8頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
6 史料講読⑤:『言継卿記』天文19年7月14日条
[準備]初回授業時に配付したプリント9頁~10頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
7 史料講読⑥:『満済准后日記』永享4年5月20日条
[準備]初回授業時に配付したプリント11頁~12頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
8 史料講読⑦:『言経卿記』慶長元年閏7月13~17日条
[準備]初回授業時に配付したプリント13頁~14頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
9 古文書を読むための基礎
10 史料講読⑧:『上杉家文書』北条氏綱書状 大永5年3月10日
[準備]初回授業時に配付したプリント15頁~16頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
11 史料講読⑨:『歴代古案』安見宗房書状 永禄8年6月24日
[準備]初回授業時に配付したプリント17頁~18頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
12 史料講読⑩:『東福寺文書』室町幕府奉行人連署奉書案 文明9年12月9日
[準備]初回授業時に配付したプリント19頁~20頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
13 史料講読⑪:『東寺百合文書』伊勢国大国荘名主百姓等申状 康永4年4月日
[準備]初回授業時に配付したプリント21頁~22頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
14 史料講読⑫:『島津家文書』羽柴秀吉直書 天正13年10月2日等
[準備]初回授業時に配付したプリント23頁~24頁の史料について、書き下しおよび現代語訳等をして臨むこと。
15 授業内テストによる学習内容の確認と解説
その他
教科書 初回授業時にプリントを配付する。
参考書 授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%)
初回授業時に成績評価の詳細について説明する。
オフィスアワー 授業終了後 史学科事務室または講師室
備考 理由なく初回の授業を欠席した者は、履修を認めない場合があるので注意すること。

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