文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 史学専攻 > 日本史特殊研究1
日本大学ロゴ

日本史特殊研究1

このページを印刷する

科目名 日本史特殊研究1
教員名 武廣 亮平
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 日本古代の東国史とその史料
授業のねらい・到達目標 日本古代の東国社会に関する諸問題について、関連史料の講読を通して考察し、あわせてヤマト王権・律令国家の東国支配の実態なども考える。
授業の方法 受講学生とともに関連史料の講読と問題点(研究上の論点)の抽出を行い、それに対する分析・考察を行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント あらかじめ配布するテキスト(史料)や関連文献を読み、問題点を整理しておくこと。
授業計画
1 オリエンテーション(日本古代の地域史料とその特質)
2 『日本書紀』安閑紀の屯倉・国造騒乱記事
3 『日本書紀』の東国関連氏族記事
4 『日本書紀』の渡来人関連記事と東アジア情勢
5 『続日本紀』の渡来人関連記事と東国社会
6 「宝亀三年太政官符」の検討
7 古代武蔵国の氏族と信仰
8 『日本書紀』斉明紀の阿倍比羅夫遠征記事と北方社会
9 『続日本紀』の征夷記事に見られる地域間交流
10 陸奥・出羽国の交易関連史料の検討
11 境界にみる地域の歴史①(足柄・碓氷関とアズマ)
12 境界にみる地域の歴史②(エミシ社会との境界)
13 『常陸国風土記』に見られる地域間交流(久慈郡)
14 『常陸国風土記』に見られる地域間交流(多珂郡)
15 総括(史料からみる古代の東国)
その他
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(40%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 火曜日5限

このページのトップ