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日本史特講8

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科目名 日本史特講8
教員名 舟橋 正真
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 日本近現代史のなかの昭和天皇
授業のねらい・到達目標 本授業では、日本近現代史、とくに昭和戦前から戦後までを対象とし、昭和天皇の視点からこの時代の政治、外交、軍事の実相を検討していきたい。前半は戦前・戦中期を中心に、満州事変からアジア太平洋戦争までの過程を扱う(第2~7回)。後半は戦後期を中心に、敗戦から占領、講和から高度成長までの過程を扱う(第8~13回)。これまでの研究成果を踏まえながら、昭和天皇の動向を通して、昭和という時代がどのような時代であったのかを考えていきたい。
授業の方法 プリントを配布し、講義形式で行う。感想や質問はコメントカードの裏面に記入し、授業後に提出。質問については、翌週の授業内で回答する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 昭和史の概説については、事前に予習しておくことが望ましい。参考文献としては、古川隆久『昭和史』(ちくま新書、2016年)が挙げられる。授業後は、配布したプリントをみなおし、しっかり復習すること。加えて関連の参考文献も読むことで、授業内容への理解を深めてほしい。以上の作業は、授業内試験の準備やレポートを作成する上で、必須である。なお、授業計画は若干変更することもある。
授業計画
1 オリエンテーション:昭和の幕開け
2 張作霖爆殺事件
3 満州事変と2・26事件
4 日中全面戦争の開始
5 日独伊三国同盟と南進
6 アジア太平洋戦争の開戦
7 初期の戦況と戦局の悪化
8 ポツダム宣言の受諾
9 天皇制国家の解体
10 日本国憲法の成立
11 東京裁判と戦争責任問題
12 日米安保体制の成立
13 高度経済成長の時代
14 授業内試験と解説
15 学期のまとめ:昭和の終焉
その他
教科書 とくに指定しない。
参考書 授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(20%)
授業参画度は、感想や質問の内容で評価する。レポートの作成については、授業時に指示する。
オフィスアワー 授業前に、講師室で30分程度受け付ける。
備考 初回は、授業の進め方と成績評価について説明するため、必ず出席すること。

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