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日本史特講7

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科目名 日本史特講7
教員名 青木 学
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 近代日本における流行歌の拡がりとその変遷
授業のねらい・到達目標 いつの時代においても流行歌は存在し、現在も様々な歌が流行している。現代では、その流行を考える際、テレビやSNS、youtubeなど多様な手段が考えられるが、当然明治期にはその様な手段は存在しない。つまり、現代とは異なる流行の仕方があったと考えられる。では、どのようにして当時の流行歌は流行したのか。本講義では、明治期から戦後にかけての流行歌や音楽を取り上げ、その変遷を見ていくと同時に、音楽の拡がりや受容について検討することにしたい。また、流行歌の曲調や歌詞からは、その時代特有の特徴が表れる為、当時の社会や文化についても触れていくことにしたい。近代日本に流行した歌を通して、戦前、戦後の日本社会を考察し、文化を扱う意義や歴史学の研究方法を習得する。
授業の方法 毎回、プリントを配布して講義形式で授業を行う。当時の状況に対する理解をより深めるため、写真、音源、映像史料等も積極的に活用していくことにしたい。各回とも出席確認も兼ねて出席票に感想、質問等を書いて提出してもらう。
事前学修・事後学修,授業計画コメント テストは授業期間内に実施する。本講義はあくまで歴史学の立場から音楽を扱う。従って、音楽学的な知識は求めない。授業内容をより理解する為にも、社会や様々な文化に積極的に関心を持ち、書籍や映像等で知識を蓄えて欲しい。なお、授業計画は変更となる場合がある。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
2 明治期のにおける流行歌と「音楽」受容
[準備]第1回目の授業で指示する。
3 大正期の流行歌と娯楽
[準備]第2回目の授業で指示する。
4 大正期の流行歌とメディア
[準備]第3回目の授業で指示する。
5 大正期における「ジャズ」の流入と受容
[準備]第4回目の授業で指示する。
6 大正期における「ジャズ」の拡がりと定着
[準備]第5回目の授業で指示する。
7 昭和戦前期の流行歌と娯楽
[準備]第6回目の授業で指示する。
8 昭和戦前期の流行歌と映画(1)映画鑑賞
[準備]第7回目の授業で指示する。
9 昭和戦前期における流行歌の全盛
[準備]第8回目の授業で指示する。
10 昭和戦前期の流行歌と映画(2)映画鑑賞
[準備]第9回目の授業で指示する。
11 流行歌と戦争
[準備]第10回目の授業で指示する。
12 戦後の流行歌と社会(1)
[準備]第11回目の授業で指示する。
13 戦後の流行歌と社会(2)映画鑑賞
[準備]第12回目の授業で指示する。
14 授業内試験の実施とその解説
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
教科書 なし。プリントを配布する。
参考書 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度(50%)
第14回の授業時に授業内試験を行う。
オフィスアワー 授業終了後。

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