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日本史特講2

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科目名 日本史特講2
教員名 中村 順昭
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 奈良時代の貴族と天皇
授業のねらい・到達目標 日本古代の政治史を多角的に考える。奈良時代の政治史を、さまざまな政策を位置づけながら、天皇・貴族らの政争だけでなく下級官人や地方豪族の動向を視野に入れて政治史を読み直す。そのことを通じて日本古代史研究のさまざまな方法を修得することをめざす。
授業の方法 講義形式。各回の授業内や授業後に質問を受け付け、なるべく対話形式で授業を進める。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前に下記の教科書を読んでおくこと。また各回の授業の中で参考文献や主要史料を示すので、それを読んで復習することが大切である。
授業計画
1 律令制下の天皇と貴族
2 太政官と皇親
3 藤原不比等と平城遷都・和同開珎
4 長屋王家木簡の世界
5 長屋王政権と対外関係
6 光明皇后
7 藤原四兄弟と橘諸兄
8 藤原広嗣の乱
9 聖武天皇の彷徨五年
10 国分寺と大仏、墾田永年私財法
11 吉備真備と高麗福信
12 孝謙天皇と紫微中台
13 藤原仲麻呂
14 道鏡と宇佐八幡神託事件
15 長岡京遷都
その他
教科書 佐藤信編 『古代史講義 (ちくま新書)』 筑摩書房 2018年
参考書 吉川真司 『聖武天皇と仏都平城京 (講談社学術文庫)』 講談社 2018年
中村順昭 『地方官人たちの古代史 (歴史文化ライブラリー)』 吉川弘文館 2014年
坂上康俊 『平城京の時代 (岩波新書)』 岩波書店 2011年
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 授業終了後に研究室(2号館9階2901)

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