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科目名 | 日本史研究実習2 | ||||
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教員名 | 浅野 充 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 律令国家形成期に関する編纂史料:『日本書紀』『続日本紀』を読む。 |
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授業のねらい・到達目標 | 史料は様々な読み方・アプローチ方法があります。そこで、実習1で律令国家形成期に関する研究書を講読したことを受けて、実習2では、律令の成立・制定に焦点を当てて日本古代の代表的編纂史料の『日本書紀』『続日本紀』を読んでいくことにします。焦点が律令の成立・制定ですので、『日本書紀』は巻三十の持統天皇の部分を、『続日本紀』は巻一・二の文武天皇の部分を対象とします。この授業では、日本古代史の基本的な史料を読んでいくことによって、様々な方法による史料へのアプローチ方法があることを理解し、史料を使用した基本的な歴史の研究方法を身につけていくことを目標とします。 |
授業の方法 | 演習方式で行います。テキストを分担して、受講者の皆さんに授業で報告してもらいます。以下の授業計画に一応の予定を記しておきますが、受講者の人数によって、実施方法が変わってくると思いますしので、当初の第1・2・3回の授業で決めることとします。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各回とも事前にテキスト該当部分に目を通し、内容、疑問点などを自分なりに整理しておくこと。事後はそれらの点を自分なりに解決できたかどうかを確認しておく。各回の報告は予定です。受講人数によって変更もあり得ます。おそらく指定したテキストをすべて読んでいくことはできないと思いますので、ピックアップ形式にすることも考えています。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) |
2 | 律令の成立・制定を考える:講義。基本的な研究の紹介と課題の提示。 |
3 |
テキスト購読:序章。報告の仕方のガイダンス。 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
4 |
テキスト購読:『日本書紀』巻三十の持統天皇の部分の講読1 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
5 |
テキスト購読:『日本書紀』巻三十の持統天皇の部分の講読2 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
6 |
テキスト購読:『日本書紀』巻三十の持統天皇の部分の講読3 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
7 |
テキスト購読:『日本書紀』巻三十の持統天皇の部分の講読4 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
8 |
テキスト購読:『日本書紀』巻三十の持統天皇の部分の講読5 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
9 |
テキスト購読:『続日本紀』巻一・二の文武天皇の部分の講読1 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
10 |
テキスト購読:『続日本紀』巻一・二の文武天皇の部分の講読2 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
11 |
テキスト購読:『続日本紀』巻一・二の文武天皇の部分の講読3 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
12 |
テキスト購読:『続日本紀』巻一・二の文武天皇の部分の講読4 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
13 |
テキスト購読:『続日本紀』巻一・二の文武天皇の部分の講読5 [準備]テキスト該当部分に目を通しておくこと。 |
14 | テキストの史料を読んできた全体としてのまとめと課題を考える。 |
15 | 天聖令についての講義。 |
その他 | |
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教科書 | テキストとする『日本書紀』『続日本紀』の該当部分はコピーして配布します。 |
参考書 | 参考書とはいいがたいが、岩波書店の日本古典文学大系『日本書紀』・新日本古典文学大系『続日本紀』は基本文献です。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 非常勤講師なので、当日の授業の前後のみの対応となります。 |