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科目名 | 日本史ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 中村 順昭 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 日本古代史を研究する |
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授業のねらい・到達目標 | 日本古代史を学ぶために必要な知識と研究方法を習得することを目的とする。研究史を振り返り、これまでの諸説がどのような史料に基づくのかを確認しながら、史料に基づいて事実を探求する方法を学び、現在の研究の到達点を知ることで、自ら主体的に研究して卒業論文を作成する力を養う。 |
授業の方法 | 佐藤信編『古代史講義』を輪読して、日本古代の国家や社会についての研究史を学ぶ。受講者が分担してテキストの各章で論じられた内容について、参考文献を調べて、調査・考察した成果を発表し、受講生相互に質疑応答・討議しながら理解を深めていく。 |
履修条件 | 日本史基礎実習を1単位以上修得済みであること |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講生は、事前にテキストを通読した上で、各回の対象部分を精読して、疑問点を整理して出席すること。質疑・討議に積極的に参加することが必要である。報告担当者はテキストにあげられた参考文献を読み、その見解の対立点など、これまでの研究史を整理して、自分の見解を示せるようにする。 |
授業計画 | |
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1 | 日本古代史の研究方法〈講義〉 |
2 | 日本古代史研究の諸潮流〈講義〉 |
3 | 在地首長制論の研究史〈講義〉 |
4 | 邪馬台国から古墳の時代へ(以下、受講生の報告を中心に進める) |
5 | 倭の大王と地方豪族 |
6 | 蘇我氏とヤマト政権 |
7 | 飛鳥・藤原の時代と東アジア |
8 | 平城京の実像 |
9 | 地方官衙と地方豪族 |
10 | 遣唐使と天平文化 |
11 | 平安遷都と対蝦夷戦争 |
12 | 平安京の成熟と都市王権の展開 |
13 | 摂関政治の実像 |
14 | 国風文化と唐物の世界 |
15 | 受領と地方社会 |
その他 | |
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教科書 | 佐藤信編 『古代史講義 (ちくま新書)』 筑摩書房 2018年 |
参考書 | 大津透ほか編 『岩波講座日本歴史 古代2』 岩波書店 2014年 大津透ほか編 『岩波講座日本歴史 古代3』 岩波書店 2014年 その他、授業中に紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 月曜5限に研究室(2号館9階2901) |