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応用研究4

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科目名 応用研究4
教員名 荻野 綱男
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ プログラミング言語 Pascal を用いた言語処理と文字列処理
授業のねらい・到達目標 中学生用の文法の副読本を用いて、中学生に教えられている「口語文法」を知るとともに、さまざまな立場から、その「文法」を検討する。中学校の国語の教師になる者は、学校文法(学習指導要領)の通りに教えることが求められるが、実際には、そこにはさまざまな問題がある。それを頭の隅に入れておくことは、日本語に関する妥当な文法記述を考える上でも参考になるであろう。受講者間で相互に議論する中で学校文法の問題点をお互いに指摘し合えることを目指したい。
授業の方法 毎週の担当者を決め、担当者が学校文法あるいはそれとは別の文法関連の先行研究などを読み、中学生用の文法副読本の記載を検討する。担当者はハンドアウトを適宜用意してくること。発表者以外の各受講者からの自由な意見も歓迎する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学修は、自分で Pascal に関する入門書を読むことである。とはいえ、授業で扱う言語要素および課題の種類は Pascal の入門書・解説書などとはだいぶ違っている。あくまで一般論として事前に学ぶのに適している。
 事後学修としては、毎回出される宿題をこなし、荻野あてにメールで提出することがある。授業よりも、むしろ、こちらの方がはるかに重要である。自分でプログラムを書き、実行し、ミスを犯し、デバッグする中で、プログラミングの要領が学べるものである。
授業計画
1 Pascal 処理系のインストール
2 四則演算
3 ファイルとの入出力
4 文字列検索
5 文字のカウント
6 文字列処理
7 文字種ごとの文字列の区分
8 目次作成(テキスト処理の例として)
9 漢字の扱い方(Unit の概念)
10 長大な文字列の処理
11 ソート(並べ替え)
12 大きなファイルのソート
13 五十音順ソート
14 レポートの中間提出と質疑応答
15 パソコンをフルに使うための応用課題
その他
教科書 学研教育出版 『出るナビ 中学国文法』 学研教育出版 2012年 第1版
毎回、プリントを用意する。
成績評価の方法及び基準 レポート(80%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 水曜 16:20-17:50 荻野研究室(7410)
メールアドレスは個人あてに伝授する。

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