検索したい科目／教員名／キーワードを入力し「検索開始｣ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に１文字スペースを入れて、検索してください。
東洋史特講４
| 科目名 | 東洋史特講４ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 齋藤 久美子 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2～4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 史学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | オスマン帝国の歴史と社会 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 13世紀末にアナトリアの辺境でうまれたオスマン侯国は、16世紀までにアジア・アフリカ・ヨーロッパに跨がる大帝国に発展し、20世紀初頭の滅亡までイスラーム世界の盟主として君臨しました。本講義では、オスマン帝国の歴史に焦点を当て、前半ではアナトリアの辺境国家からバルカン半島・アラブ地域まで領土を拡大し中央集権的国家となるまで、後半ではオスマン帝国の近代化への苦闘と崩壊までの歴史について見ていきます。 【到達目標】 （１）オスマン帝国の歴史的展開を理解する。 （２）オスマン帝国の国家体制の変容を理解する。 |
| 授業の方法 | 講義形式。講義はパワーポイントを用いて進行しそれに対応したプリントを配布します。視聴覚教材も利用します。メディア授業は学内共通LMSのBlackboardを利用します。 |
| 事前学修・事後学修，授業計画コメント | 授業前には当該回の授業計画をチェックしたうえで参考書の該当頁をあらかじめ読み、授業後には配布プリントを見直してください。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
中央アジアでのトルコ系民族 ［準備］参考書『オスマン帝国500年の平和』はじめにを読んでおくこと |
| 2 |
セルジューク朝とルーム・セルジューク朝 ［準備］参考書『オスマン帝国500年の平和』第１章前半を読んでおくこと |
| 3 |
オスマン侯国のはじまり ［準備］参考書『オスマン帝国500年の平和』第１章後半を読んでおくこと |
| 4 |
バルカンへの進出 ［準備］参考書『オスマン帝国500年の平和』第２章を読んでおくこと |
| 5 |
中央集権国家への発展（１）：メフメト二世の時代 ［準備］参考書『オスマン帝国500年の平和』第３章を読んでおくこと |
| 6 |
中央集権国家への発展（２）：バヤズィト二世からスレイマン一世の時代 ［準備］参考書『オスマン帝国500年の平和』第４章を読んでおくこと |
| 7 |
映像資料：ミーマール・スィナン ［準備］第6回目の授業で配布したプリントに目を通しておくこと |
| 8 |
大宰相たちの時代 ［準備］参考書『オスマン帝国500年の平和』第５章を読んでおくこと |
| 9 |
アフメト三世とチューリップ時代 ［準備］参考書『トルコ近現代史』序章〜第１章を読んでおくこと |
| 10 |
近代化改革とタンズィマート ［準備］参考書『トルコ近現代史』第２章〜第４章を読んでおくこと |
| 11 |
アブデュルハミト二世の専制と第二次立憲政 ［準備］参考書『トルコ近現代史』第５章〜第６章前半を読んでおくこと |
| 12 |
映像資料：エルトゥールル号事件 ［準備］第11回目の授業で配布したプリントに目を通しておくこと |
| 13 |
第一次世界大戦と独立戦争 ［準備］参考書『トルコ近現代史』第６章後半〜第７章を読んでおくこと |
| 14 | 事前に示したオスマン帝国史に拘わる課題について、質疑応答及びフィードバックを行う |
| 15 | 試験と解説 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし |
| 参考書 | 林佳世子 『オスマン帝国500年の平和 （興亡の世界史10）』 講談社 2008年 新井政美 『トルコ近現代史』 みすず書房 2008年 第3版 |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(80%)、課題学習(20%) |
| オフィスアワー | 授業終了時 |
| 備考 | 講義の進め方や評価方法など重要事項を説明するので、初回は必ず出席してください。 |