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科目名 | 哲学演習2 | ||||
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教員名 | 成田 正人 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | ヒューム入門(因果論と帰納の問題) |
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授業のねらい・到達目標 | デイヴィッド・ヒュームの『人間本性論』第1巻「知性について」の一部を皆で精読し議論することで、哲学の古典を自力で読み解く力と自らの哲学的な問題を古典に読み込む力を涵養することを目標とします。 |
授業の方法 | 『人間本性論』第1巻の第3部「知識と蓋然性について」を輪読し、解釈や問題を皆で議論します。できるだけ多くの異なる解釈や問題が論じられるように、ゆっくり丁寧に読んでいきます。ときに代表的な解釈や問題を紹介するために必要に応じて簡単な講義をします。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習では、次の授業で取り上げられる個所を予め読んでおいてください。また、そのときに生じた疑問や反論はどこかに書き留めておきましょう。事後学習では、授業で話し合われた解釈や問題をさらに考えてみてください。そして、できれば、そこから自らの哲学的な問題が取り出せるように、考えたことを書き出してみてください。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンスとアイスブレイク、前期の復習 |
2 | 第3部第1節:観念の関係と事実の問題、第3部第2節:推論と因果 |
3 | 第3部第2節:原因と結果の関係、第3部第3節:因果的な必然性 |
4 | 第3部第4節:因果的な推論、第3部第5節:印象と記憶 |
5 | 第3部第6節:印象と関係、第3部第7節:信念 |
6 | 第3部第7節:信念の感じ、第3部第8節:信念と印象 |
7 | 第3部第8節:信念と習慣、第3部第9節:隣接と因果 |
8 | 第3部第9節:類似と因果、第3部第10節:信念の活気 |
9 | 第3部第11節:偶然と蓋然性、第3部第12節:因果と蓋然性 |
10 | 第3部第12節:信念の投影、第3部第13節:非哲学的蓋然性 |
11 | 第3部第14節:必然性の観念 |
12 | 第3部第15節:因果性の一般規則、第3部第16節:動物と習慣 |
13 | 授業内試験と解説 |
14 | 第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う。 |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 |
その他 | |
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教科書 | 授業で読むテキストはプリントで配布します。 |
参考書 | 必要に応じて授業中に紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |