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科目名 | 哲学演習1 | ||||
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教員名 | 成田 正人 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | ヒューム入門(知覚の経験論と時空間論) |
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授業のねらい・到達目標 | デイヴィッド・ヒュームの『人間本性論』第1巻「知性について」の一部を皆で精読し議論することで、哲学の古典を自力で読み解く力と自らの哲学的な問題を古典に読み込む力を涵養することを目標とします。 |
授業の方法 | 『人間本性論』第1巻の第1部「観念、その起源、複合、抽象、結合等について」と第2節「空間および時間の観念について」を輪読し、解釈や問題を皆で議論します。できるだけ多くの異なる解釈や問題が論じられるように、ゆっくり丁寧に読んでいきます。ときに代表的な解釈や問題を紹介するために必要に応じて簡単な講義をします。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習では、次の授業で取り上げられる個所を予め読んでおいてください。また、そのときに生じた疑問や反論はどこかに書き留めておきましょう。事後学習では、授業で話し合われた解釈や問題をさらに考えてみてください。そして、できれば、そこから自らの哲学的な問題が取り出せるように、考えたことを書き出してみてください。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンスとアイスブレイク、『人間本性論』の歴史的背景 |
2 | 『人間本性論』の哲学的背景、序論:人間の自然本性 |
3 | 序論:経験と観察、第1部第1節:印象と観念 |
4 | 第1部第1節:第一原理と青の欠けた色合い、第1部第2節:感覚と反省の印象 |
5 | 第1部第3節:記憶と想像の観念、第1部第4節:観念の連合 |
6 | 第1部第5節:自然的関係と哲学的関係、第1部第6節:実態と様態の観念 |
7 | 第1部第7節:一般的観念と個別的観念 |
8 | 第2部第1節:最小体と無限分割の可能性、第2部第2節:空間と時間の無限分割の可能性 |
9 | 第2部第3節:空間と時間の観念 |
10 | 第2部第4節:基準の想像 |
11 | 第2部第5節:空虚と暗黒の観念 |
12 | 第2部第6節:外的存在 |
13 | 授業内試験と解説 |
14 | 第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う。 |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 |
その他 | |
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教科書 | 授業で読むテキストはプリントで配布します。 |
参考書 | 必要に応じて授業中に紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |