中国文化研究２

授業テーマ	死について
授業のねらい・到達目標	古代以来、中国の人々が「自身が死ぬこと」についてどのように考えていたのか、歴代の文献資料に残されている様々な考え方を紹介する。これにより、中国の基本的な古典籍への理解を深めて欲しい。
授業の方法	講義形式。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	学期末にレポート課題を課す。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標および授業方法について説明する）
2	『儀礼』士喪礼に記された儀式とその解釈
3	注連と解除
4	『左伝』『史記』に見える死に様
5	先秦期の死霊譚
6	『荘子』の死生観
7	『荘子』の自他論
8	漢魏六朝の死霊譚
9	『神仙伝』と『抱朴子』
10	「神滅論」と「神不滅論」
11	『華厳経』に見える輪廻と修行
12	蔡元培「以美育代宗教説」
13	胡適『科学与人生観』
14	まとめとレポート提出
15	講評（これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める）

その他
参考書	必要に応じて授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準	レポート(100%)
オフィスアワー	なし。ガイダンスの際にアドレスをお伝えするので、メールにて問い合わせてください。