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中国社会文化演習4

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科目名 中国社会文化演習4
教員名 大川 謙作
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ チベット現代文学研究
授業のねらい・到達目標 チベット現代文学の作品や研究を読むことを通じ、現代チベットについての理解を深めると同時に、中国語の読解力を高めることを目的とする。今年度は現代チベットを代表する映画監督であり、チベット語と漢語で著作する作家・翻訳家としても名高いペマ・ツェテン(པད་མ་ཚེ་བརྟན་)の漢語小説をとりあげる。
授業の方法 ペマ・ツェテンの漢語小説、さらには現代中国の研究者たちによるペマ・ツェテン研究(漢語)を演習形式で読み進めていくことを基礎作業とする。語学力を高めることも目的であり、テキストの予習復習は絶対に必要である。受講生全員でテキストを訳してきてもらい、担当者を決めずに全員で輪読し、さらに毎回小テストを2種類(復習確認テスト・予習確認テスト)行う。これに加えて、担当者を決めて訳文を提出してもらい、その訳文を別の担当者がブラッシュアップすることも行う。また演習形式でチベットについて報告してもらうことも考えている。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎回一定の分量の中国語を読んできてもらうので、予習復習が必要となる。予習せずに授業に臨むことは認めない。平易な中国語なので辞書をきちんと引けば理解は困難ではないはずである。復習をしてきたかどうかは復習確認テストで確認を行う。予習をしてきたかどうかについては、毎回行う予習確認テストの成績および輪読時に指名された際の訳読の出来で判断する。予習成績テストを受けても点数が悪い場合、また指名された際に「わかりません」と答えた場合は出席とはみなさないので、十分に準備して授業に臨むこと。演習形式なので受講人数に制限をかける。履修希望者多数の場合は抽選を行うので、初回授業に必ず参加すること。
授業計画
1 イントロダクション:授業の進め方の説明と報告担当者決定
2 チベット現代文学について(受講生報告)
3 「玛尼石,静静地敲」を読む(1)
4 「玛尼石,静静地敲」を読む(2)
5 「玛尼石,静静地敲」を読む(3)
6 「玛尼石,静静地敲」を読む(4)
7 「玛尼石,静静地敲」を読む(5)
8 「玛尼石,静静地敲」を読む(6)
9 「我是一只种羊」を読む(1)
10 「我是一只种羊」を読む(2)
11 「我是一只种羊」を読む(3)
12 「我是一只种羊」を読む(4)
13 「我是一只种羊」を読む(5)
14 「我是一只种羊」を読む(6)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度については、ほぼ毎回行う予習確認テスト・復習確認テストの成績に加えて演習形式による訳読および報告によって総合的に判断する。
オフィスアワー 木(学科事務室を通じて事前予約すること)
備考 演習形式のため人数制限がある。受講希望者多数の場合は抽選を行う。

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