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科目名 | 地誌学 | ||||
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教員名 | 佐藤 浩 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 内外の事例を紹介しながら、等質地域の地理的地域における自然環境と人々の暮らしを説明し、同時に異なる自然環境や都市との関係性などで、地理的地域には地域的差異が生じていることを説明する。学生は、授業を通して地理的地域の地域的性格と特徴を理解することになる。 |
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授業のねらい・到達目標 | 地表面に展開する多様な生活形態や文化景観は、地域固有の自然環境や歴史・社会性を反映しながら具現化されている。この地域固有の事象がいかに形成されたのかということを自然と人間の関わりを通して明らかにするのが地誌学である。したがって、地域固有の事象が地理的諸条件の関連によって成り立っていることの理解を目標とする。加えて、地域に生起する事象とその因果則の理解には地形図による予察が効果的であるため、授業では、地形図に関する基礎やその読図法などについても習得してもらう。 |
授業の方法 | スライド(パワーポイント)を使って講義方式でおこなう。 出席は取らないが、抜き打ちで授業内に小テストを行い評価に加点する。 |
履修条件 | 地理学科の学生の履修は不可。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 身の回りの事象に興味をもち、その説明を考えてほしい。地図に対する苦手意識をもたず、新聞などのメディアに注意を払いながら、日本や世界の地理的事象に関心を持つことを促したい。その上で、これらの地理的事象が地誌学的にどのような意味を持っているかについても解説する。 |
授業計画 | |
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1 | 授業のガイダンスと地形図の内容に関する説明、簡単な作業 |
2 | 日本地誌の事例:関東地方、台地と河岸段丘に立地する集落の成因と特徴 |
3 | 日本地誌の事例:中部地方、自然環境と特徴に応じた防災対策 |
4 | 日本地誌の事例:東北地方、自然環境と特徴に応じた防災対策 |
5 | 南アジア地誌の事例:ネパールの自然環境と人々のくらし |
6 | 南西アジア地誌の事例:パキスタンの自然環境と人々のくらし |
7 | EUの自然環境と伝統的農業 |
8 | EUの工業地域の形成と発展 |
9 | EUの都市の形成と再生、EU市民の暮らし |
10 | EUの観光地域と観光客流動 |
11 | EUの移民と社会問題、地域主義と民族集団 |
12 | 東ヨーロッパの農村の変化と特色 |
13 | 統合するヨーロッパと国境地域、世界のなかのEU |
14 | 第1回から第14回までの講義内容について質疑応答を行う。 |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 |
その他 | |
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参考書 | 加賀美雅弘 編 『EU (世界地誌シリーズ3)』 朝倉書店 ISBN-13: 978-4254168570 2011年 参考書は第7〜13回の内容を想定。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、レポート(30%) 試験の態様(紙ベースか、Blackboardを利用するか)は、授業内で指示する。 |
オフィスアワー | 木曜日:13時20分~13時50分、8号館5階A-508号室 |