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| 科目名 | 地形営力論 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 藁谷 哲也 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 地理学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 地形変化と岩石の風化プロセス | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 一般に,地形変化が生じる前に地形を構成する物質(地形物質)は風化プロセスによる強度低下を起こす。強度低下によって,地形はより侵食されやすくなると考えることができる。すなわち風化プロセスは,地形変化の準備段階として重要な意味を持っている。この講義では,さまざまな風化プロセスを取り上げ,そのメカニズムや地形変化とのかかわりについて,地形物質の物理的・力学的性質とともに学習する。 | 
| 授業の方法 | 資料,プロジェクター,ビデオなどを利⽤して講義形式で進める。メディア授業では,学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboard を利⽤し,質疑応答およびフィードバックを⾏う。 | 
| 履修条件 | 「地形学」・「地形学実験」を履修していることが望ましい。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業計画を参考にして,参考書やインターネットなどから事前に基礎知識を準備するとともに,それらを事後学修の補強に役立てること。また,BlackBoardには,配布資料がアップロードされているので,必ず授業前に目を通し,印刷して授業時に持参してください。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 
                  ガイダンス:講義概要の説明 [準備]地形学および地形学実験の学習内容を復習しておくこと。  | 
              
| 2 | 
                  地形を構成する岩石の物性 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 3 | 
                  熱風化プロセス:熱疲労と熱衝撃破砕 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 4 | 
                  乾湿風化プロセスと粘土鉱物 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 5 | 
                  塩類風化プロセスと微地形形成 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 6 | 
                  凍結風化プロセスと周氷河地形 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 7 | 
                  生物活動由来の風化プロセス [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 8 | 
                  化学的風化プロセスおよび溶食地形 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 9 | 
                  風化殻の形成と発達 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 10 | 
                  風化環境:気候と風化プロセスおよび風化制約環境と運搬制約環境 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 11 | 
                  風化速度 [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 12 | 
                  石造文化財の保存・修復に対する風化研究の貢献:カンボジア・アンコール遺跡に見られる風化プロセスを例に [準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。  | 
              
| 13 | 
                  風化プロセス全般に関する質疑応答等及びフィードバックを行う。 [準備]BlackBoardにアップした資料内容を復習しておくこと。  | 
              
| 14 | 
                  講義内容の理解度の確認テストとその解説 [準備]講義内容を復習しておくこと。  | 
              
| 15 | 
                  総括(これまでの復習・解説を行い,授業の理解を深める) [準備]講義内容を復習しておくこと。  | 
              
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 指定しないが,適宜プリントを配布する。 | 
| 参考書 | 1)松倉公憲 『地形変化の科学』 朝倉書店 2008年 第初版 その他,授業中に指示する。  | 
              
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%) 成績は,テストの結果と授業参画度を総合して講義内容の理解度を判定し,評価します。テストは授業内に行う予定です。また,授業参画度は講義に対する積極的な取り組みを評価します。したがって,講義内容に対する質問や意見をするようにしてください。なお,レポートを提出してもらうことがある。  | 
              
| オフィスアワー | 8号館4階A406室,金曜6時限目(事前連絡すること) |