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科目名 | 西洋史概説2 | ||||
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教員名 | 高草木 邦人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 近世・近現代のヨーロッパの歴史 |
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授業のねらい・到達目標 | ヨーロッパの歴史を学ぶとき、イギリスやフランスといった「西欧」の国々の歴史が中心となってしまします。しかし、ヨーロッパには西欧だけでなく、大小さまざまの国が存在します。そこで、本講義では、西欧諸国だけでなく、東欧・北欧・南欧の国・地域を取り上げながら、近世・近現代のヨーロッパの歴史を概観していきます。本講義の学修により、受講生はマクロな視点とミクロな視点から、ヨーロッパの近世・近現代の歴史がどのように動いたのかを把握し、現在のヨーロッパ各国およびEU全体に関わる諸問題への理解が深まります。また、本講義は、暗記科目としての歴史ではなく、学習した知識をもとに「思考」し、その知識を「整理」し、他者に「伝達」することも目的とします。単に歴史的知識を覚えるだけでなく、なぜそのような事件が生じたのか、或いはその政策の結果に何が起きたのかなど、事象の因果関係や相関関係を意識し、歴史の流れを学ぶようにしてください。そして、講義で得られた知識を自身の頭の中で完結するのではなく、他者にわかりやすく伝えられるように、まとめる能力を養ってください。なお、到達目標については、成績評価のコメント欄を参照してください。 |
授業の方法 | 当日に配布するプリントや映像資料などを利用しながら、基本的に講義形式をとります。なお、受講者の人数とその理解度に応じて、下記の授業計画を若干変更することがあります。 |
履修条件 | 特になし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学修としては、下記に指定したテキストを熟読しておいてください。講義はテキストを読んだことを前提として行い、またテキストに関連した小テストを授業中に行います。なお、各回の指定個所については、授業内で伝達します。 事後学修としては、授業内で紹介する推薦図書を読み、授業に関連した歴史的事実を正確に理解し、個々の歴史的事実を関連付ける力を養ってください。 |
授業計画 | |
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1 |
◆ガイダンス 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
2 |
◆オランダ独立戦争における共和国の「建国」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
3 |
◆三十年戦争におけるスウェーデンの「参戦」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
4 |
◆オーストリア継承戦争における「女帝」の即位 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
5 |
◆フランス革命における「国王」の処刑 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
6 |
◆1848年革命におけるハンガリーの「独立」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
7 |
◆イタリア統一戦争における「英雄」たち 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
8 |
◆第一次世界大戦におけるヨーロッパの「変動」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
9 |
◆ロシア革命におけるボリシェヴィキの「計画」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
10 |
◆人種闘争におけるナチズムの「国家」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
11 |
◆第二次世界戦争におけるポーランドの「敵国」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
12 |
◆ソ連東欧圏におけるルーマニアの「自主」外交 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
13 |
◆冷戦終結における東西ドイツの「統合」 事前学修:指定したテキストを通読しておいてください。 事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておいてください。 |
14 |
◆授業内試験とその解説 事前学修:第13回までの授業内容を復習し、要点を整理しておいてください。 事後学修:講義で紹介した推薦図書を読んで、講義の内容を復習してください。 |
15 |
◆本講義のまとめ 事前学修:第13回までの授業内容を復習し、要点を整理しておいてください。 事後学修:講義で紹介した推薦図書を読んで、講義の内容を復習してください。 |
その他 | |
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教科書 | 福井憲彦ほか 『世界史B(世B308)』 東京書籍 2017年 当該教科書は事前学修用のテキストです。授業前に指定箇所を必ず読んで参加してください。なお、授業では、毎回プリントを配布します。 |
参考書 | 授業内で適宜指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%) 以下の3点に着目し、その到達度によって成績を評価します。 (1)近世・近現代のヨーロッパ史の全体像を理解しているか。 (2)各回の授業のポイントを正確に理解しているか。 (3)ヨーロッパ各国・各地域における歴史的について、具体的な事例をあげながら、論理的に説明できるか。 なお、授業参画度は、授業内で行う小テストにより評価します。 |
オフィスアワー | 授業後に受け付けます。 |
備考 | 前学期に西洋史概説1(林亮)を受講していることが望ましいです。 |