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社会福祉システム基礎研究1

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科目名 社会福祉システム基礎研究1
教員名 上之園 佳子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 地域包括ケアシステムの理念を探り、地域での実践を研究する
授業のねらい・到達目標 地域包括ケアシステムの理念・政策を多角的に理解する。そのために地域包括ケアシステムを国際的な生活支援、地域ケア政策の理念から読み解く。Community care, Ageing in place、Primary health care、Health promotion、Active Ageingなどの概念をもとに再考してみる。
そのうえで、履修生各自の研究テーマへの接点から制度政策・地域で展開の実態に通底する考え方を深めることができるようにする。
授業の方法 地域包括ケアシステムを国の政策動向、海外の政策理念・枠組みについて調べ・報告・議論していく。その過程から地域で生活し人生を継続することを支援していく社会・政策と地域での実践について研究していく。
履修条件 積極的に議論や地域活動に参加する主体的学習を条件とする。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 国内外の地域ケア政策・論文の議論するための事前学修、特に英文資料は事前学修が重要となる。授業後には、授業での議論・考察を自分の研究テーマに関連付けて研究をすること。
授業計画は、受講者の研究・問題関心に対応できるよう、内容や順番を協議し変更する場合がある。
授業計画
1 地域包括ケアシステムの動向
2 地域包括ケアシステムを読み解く、討議する 社会的背景
3 地域包括ケアシステムを読み解く、討議する 住まい
4 地域包括ケアシステムを読み解く、討議する 医療
5 地域包括ケアシステムを読み解く、討議する 介護
6 地域包括ケアシステムを読み解く、討議する 介護予防
7 地域包括ケアシステムを読み解く、討議する 生活
8 国際的なコミュニティケアへの動向
9 諸外国のコミュニティケアの理念 イギリス(Primary health care、Active Ageing)
10 諸外国のコミュニティケアの理念 デンマーク・北欧(Community care, Ageing in place
11 諸外国のコミュニティケアの理念 オランダ(Health promotion)
12 日本の地域包括ケアシステムの実態を知る:制度横断的ネットワーク
13 日本の地域包括ケアシステムを議論する:制度横断的ネットワーク
14 日本の地域包括ケアシステムを実態を知る:ライフコース支援
15 地域包括ケアシステムのまとめ
その他
教科書 特に使用しない
参考書 随時、必要に応じ相談して決める
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(40%)
オフィスアワー 授業開始時に履修生と調整を行う。

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