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科目名 平成27年度以前入学者 |
社会学特殊研究1 | ||||
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教員名 | 木村 豊 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 時間の社会学 |
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授業のねらい・到達目標 | 現代社会において私たちは「時間」(過去・現在・未来)をめぐる様々な問題(過去のつらい思い出、日々の生活の忙しさ、未来への不安など)を抱えながら生きています。そこで本授業では、過去・現在・未来をめぐる社会学の記述を通して、私たちが生きる「社会」について理解することを目標とします。また同時に、私たちはいかに過去・現在・未来と向き合うことができるのかについて考えたいと思います。 |
授業の方法 | 講義とディスカッションを中心とした授業を行う予定です。そのため、参加者には授業の中で積極的な発言が求められます。また、授業の中では、毎回リアクションペーパーを記入することが求められるとともに、宿題として課題レポートが出されることがありますが、その際記載した内容が次回以降の授業の中で取り上げられることがあります。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業に参加するにあたって、事前に配布する資料(もしくは指定する資料)をよく読んでから授業に参加してください。また、授業の中で宿題を課すことがありますので、期日内に提出してください。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) |
2 |
〈過去〉と社会(1):変わる社会を見る力-近代化論と歴史社会学 [準備]1回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
3 |
〈過去〉と社会(2):「歴史の社会学」-社会の中でつくられる歴史 [準備]2回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
4 |
〈過去〉と社会(3):トラウマを抱える社会と「自分語り」の時代 [準備]3回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
5 |
〈過去〉と社会(4):「記憶の場所」-集合的な記憶と社会的な忘却 [準備]4回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
6 |
〈現在〉と社会(1):時計を持ち歩く-近代社会における時間意識 [準備]5回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
7 |
〈現在〉と社会(2):リズムの中を生きる社会と日々の「忙しさ」 [準備]6回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
8 |
〈現在〉と社会(3):待ち時間-時間の合理化と予測(不)可能性 [準備]7回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
9 |
〈現在〉と社会(4):メディア−世界中の〈いま〉が伝わる社会 [準備]8回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
10 |
〈未来〉と社会(1):「未来の社会学」-社会の中でつくられる未来 [準備]9回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
11 |
〈未来〉と社会(2):空想世界のリアリティ-文化の中の「未来」 [準備]10回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
12 |
〈未来〉と社会(3):「恐怖の文化」-社会に広がる情報の正しさ [準備]11回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
13 |
〈未来〉と社会(4):不安の時代に生きることと希望を語ること [準備]12回目の授業で配布した資料(もしくは指定した資料)をよく読んで参加してください。 |
14 | 第2回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める |
その他 | |
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教科書 | 特に教科書は使用しませんが、必要に応じて授業時にプリントを配布します。 |
参考書 | 友枝敏雄・浜日出夫・山田真茂留 『社会学の力-最重要概念・命題集』 有斐閣 2017年 真木悠介 『時間の比較社会学』 岩波書店 2003年 ゼルバベル E. 『かくれたリズム―時間の社会学』 サイマル出版会 1984年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 授業終了後に対応したいと思います。 |