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平成28年度以降入学者 | 社会学演習1 | ||||
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教員名 | 松岡 雅裕 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 各自の研究テーマを社会学原理ともいうべき「行為理論」の視点で読み解きます。 |
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授業のねらい・到達目標 | (3年次からの)本格的なゼミナール活動の準備の一環として、社会学の基礎的な知識を用い、各自の関心ある社会現象を「社会学的視点」で分析する態度を養成します。 |
授業の方法 | ①社会学の基礎的な知識を復習する「学習反省会」の時間と、②そこで身につけた知見でもって各自の関心ある社会現象を分析する「研究発表会」の時間の2部構成で授業を進めます。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 学年が進むにつれて、社会学の基礎的な知識や視点を忘れた(軽視した)研究活動に陥る学生の例をたびたび目撃してきました。その意味で、早い時期から「社会学的な視点」で現象をとらえ、考え、分析する態度の養成の必要性を痛感しています。 この演習では、社会学の基礎的な知識を用いて、「社会学的な視点」で現象をとらえるという、その「研究姿勢の養成」に主眼があります。 「授業の方法」欄にも記述したように、みなさんが学んだ社会学の基礎的な知識を、たんなる物知り知識ではなく、生きた教養として身につけるため、いま一度、社会学の基礎知識をじっくりと復習する時間(学習反省会の時間)を設けたいと思います。 つぎに、いよいよそこで身につけた基礎的な知識でもって、今度はみなさん個々人が興味を抱く現実の社会現象にアプローチしていきます(研究発表会の時間)。「社会学の基礎的な知識を用いると、思ってもみなかったこんなユニークな分析が可能になるんだ!」といった興味深い発想が毎年現れてくる段階です。 このような大学教育らしい知的トレーニングを積み重ねながら、実社会でも通用する分析力と知力を身につけてもらいたいと思っています。 そのため、教科書による事前学習と、先行研究の取りまとめという事後学習は欠かせないものとなります。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(授業構成について) |
2 | 研究テーマの検討と確定 |
3 | 学習反省会1(行為理論の基礎) |
4 | 学習反省会2(行為理論の展開) |
5 | 考察・研究発表会1(行為の4類型) |
6 | 考察・研究発表会2(準拠集団とイデオロギー) |
7 | 考察・研究発表会3(行為の価値志向性) |
8 | 考察・研究発表会4(社会的相互行為) |
9 | 考察・研究発表会5(役割期待の相補性) |
10 | 考察・研究発表会6(行為理論とパーソナリティ) |
11 | 考察・研究発表会7(行為理論と文化相対主義) |
12 | 考察・研究発表会8(逸脱現象と行為理論) |
13 | 考察・研究発表会9(ラベリング理論) |
14 | 文献検索とテーマ確認 |
15 | 総括(行為理論の持つ哲学を考える) |
その他 | |
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教科書 | 松岡雅裕ほか 『行為、構造、文化の社会学』 学文社 |
参考書 | 必要に応じて指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(20%)、授業参画度(50%) 報告内容、レポート内容等で総合的に判断します。 |
オフィスアワー | 社会学科松岡雅裕研究室。原則水・木・金曜日。 |
備考 | 研究活動に必要となるため、学科専門科目「社会思想の基礎」「社会思想の展開」、および松岡担当の総合教育科目「思想と文化2(前期開講)」の受講を求めます。 |