自主創造の基礎２

平成28年度以降入学者	自主創造の基礎２
教員名	杉森　知也
単位数	2	学年	1	開講区分	文理学部
科目群	教育学科
学期	後期	履修区分	必修

授業テーマ	教育学を学ぶための基礎を身につける(2)
授業のねらい・到達目標	この授業では、初年次導入教育として、"自主創造型パーソン"としての資質を身につけ、「日本大学の歴史」を学ぶとともに、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざす。次の項目について、十分習得することが期待される。大学の授業と高校の授業の違い／大学生の生活と学業の関係／ノートの取り方／論述式の試験問題への答え方／レジュメの書き方（形式や工夫）／小論文・レポートの書き方／文献の引用ルールや註の付け方／剽窃や盗用の問題性／図書館の図書利用の仕方／図書館の図書の分類／図書館での端末利用の仕方／日大文理のOPACの利用法
授業の方法	講義および個人ワークとグループワーク、発表を組み合わせる。授業前または授業後に、適宜、小レポートを課すので、必ず指定された日時までに提出すること。また、半期を通してグループワークで課題を追究し、各自で発表レジュメを分担執筆して実際に発表をおこなう。
履修条件	指定された同一教員の自主創造の基礎2を履修すること。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	授業前または授業後に小レポート課題を出されている場合は、指定の日時までに必ず提出すること。また、この半期の授業を通して、グループで共通のテーマを調査し、また発表レジュメを分担執筆し、最後に実際に発表をおこなう。この作業は、グループ全員が足並みをそろえて協力しあうことが不可欠である。この最終発表の準備に関わる授業では、各自が調べてきたことを発表しながらグループで情報を共有し、各自の分担テーマを微調整することが主たる活動となる。そのため、授業時間以外に最低でも3時間は文献リストの作成や資料調査、先行研究の読み込み、執筆と推敲に時間をかけることが必要となる(作業や資料等についての質問は、オフィスアワーおよびEメールで受け付ける)。

授業計画
1	ガイダンス: 授業の見通し、グループ分け確認 [準備]グループ分けと割り当てテーマは前期の授業終了前に決定してあるので、夏季休業中に各自でテーマについての概要を理解するよう図書・論文を入手し、読んでくること。それについては、授業当日に小レポートとして課しておくので、持参すること。授業で活用した後、提出する。
2	発表テーマの章立て [準備]前回、グループに割り振られたテーマについて各自で調べ、その成果をA4×1枚以上にまとめ、グループの人数分+1部印刷して持参する。
3	発表テーマの分担を確定する(チェックを受ける) [準備]前回の授業で検討できたことに加えて、調査を続行する。また、章立てした内容に関わる先行研究等を調べてリストを作成すること。これらの成果を、A4×1枚以上にまとめてグループの人数分+1部を印刷して持参する。
4	章の見直しと分担のすり合わせ [準備]第2回の授業で仮に立てた章立てで良いか、これまで調査した成果をもとに各自で再考し、自らのプランをA4×1枚にまとめ、グループの人数+1部印刷して持参すること。なお、そのプランは章と節(目次)と、各章の大まかなあらすじや必要な先行研究、データ等を記載してくること。
5	課題を深める①: 分担部分に関する先行研究をチェックする [準備]文献リストを作成し、1部印刷する。
6	課題を深める②: 先行研究文献リストを完成させる [準備]前回の授業で指摘された点を修正した、先行研究文献リストを完成させ、グループの人数+1部印刷して持参する。
7	課題を深める③: 各自が読んだ先行研究を共有する [準備]読んだ本・論文について要約・課題の整理をおこなったものを作成し、グループの人数+1部印刷して持参する。
8	課題を深める④: 各自の担当箇所の全体像を確定する [準備]この時までに、先行研究文献リストにある重要なものは読破するようにしておく。また、担当箇所の執筆は、遅くともこの時までにはじめておく。
9	執筆を進める: 分担執筆箇所を共有し調整する [準備]各自で調べたことを執筆し(本文と資料・データ、引用・参考文献一覧を含む)、推敲の上、グループの人数分+1部印刷して持参する。
10	文章チェックを受ける [準備]それまでに赤字で入れられたコメントを参考に、成果物の精度を向上させておく。グループ全員のレポートを合冊し、授業時に通読できる状態にしておくことが望ましい。
11	ワールドカフェ [準備]特になし
12	発表②: グループ2の発表と質疑応答 [準備]聞き手は、グループ2の発表テーマについて調べてくること。
13	発表③: グループ3の発表と質疑応答 [準備]聞き手は、グループ3の発表テーマについて調べてくること。
14	キャリア形成について考える1 [準備]選択した講演のテーマについて事前に調べておくこと。
15	キャリア形成について考える2 [準備]選択した講演のテーマについて事前に調べておくこと。

その他
教科書	なし
参考書	なし
成績評価の方法及び基準	レポート(40%)、授業参画度(40%)、小レポート(グループ内検討のための自己調査の成果物)(20%) 1. レポートは事前学修の成果として提出するものの内容の充実度、授業参画度はグループディスカッション等での貢献度(メンバーの発表を傾聴し質問することができているか等)で評価する。 2. 発表レジュメはグループで分担執筆したもので、個人ワークの成果としてこれを評価する。
オフィスアワー	杉森研究室(本館4階)で、水曜日、木曜日、金曜日の出勤時間帯に設定する。このほか、Eメールで質問を受け付ける。Eメールアドレスは、授業開始時に伝える。
備考	1. レポートは各自の分担部分(図表・資料、引用・参考文献一覧を含む)でA4×5枚以上とする。なお、授業内で活用する小レポートも最終課題レポートもA4、40字×30行で設定すること。 2. 授業の進行状況等によっては、授業の実施回や内容について若干の変更があり得る。 3. 本講義では，学部間横断ワークショップ（ワールド・カフェ（10月14(日)）を実施する(ただし、荒天等により10月21日(日)に延期することがある)。学生ごとに受講する会場・日時等が異なるので，詳細は授業開始時に連絡する。