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自主創造の基礎2

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平成28年度以降入学者 自主創造の基礎2
平成27年度以前入学者 テーマ研究2
教員名 武内 佳代
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 近現代文学の方法を知る
授業のねらい・到達目標 近現代の小説を研究するための方法を習得する。各種資料やデータ類の収集方法だけでなく、自分独自のテーマを設定し、思考を深め、まとめる方法や、自らの考えを発表し、他者との意見交換によって論点を展開する方法など、基本的なスキルを身につけることをねらいとする。
授業の方法 基本的に演習形式。グループごとに三島由紀夫の各短編小説に関する調査・研究を行い、その結果を発表資料として作成し、それをもとに自分達の読解を発表する。グループ発表にあたっては、次のグループが司会・コメンテーターを担当し、学問的な意見交換の訓練の場とする。
履修条件 クラス指定がある。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 第2回では、どの作品・グループがどの日に発表するかという担当・スケジュールの詳細を決定する。教科書を読んでくること。
第5回から第13回で、担当作品について、事前に調査・分析に基づいて作成した配布資料を用いてグループ発表を行う。また、とくに教員が指摘した部分については、改めて調査・分析をし、翌週の授業の冒頭で補足発表を行う。発表後にはみなで議論を行うので、すべての受講生は、他の発表者が担当する作品を必ず事前に読むこと。とくに司会・コメンテーター役に当たっている者は質問や意見を考えてくる。
授業計画
1 ガイダンス、スケジュール確認など
【準備】教科書を購入し、持参する
2 作品の分担やスケジュールの確定、資料検索・文献調査の方法と作品分析・発表資料・研究発表の方法に関する説明
【準備】教科書を読み、自分が担当したい短編小説の候補をいくつか決めてくる
3 教員による模擬発表――「雨のなかの噴水」の読解と議論
【準備】前回配られた「雨のなかの噴水」を読んでくる
4 各グループ、担当作品の基本情報、あらすじ、先行論文の文献調査結果、予定している分析の切り口について配付資料を用いて小報告
【準備】各グループで小報告の配付資料などを準備してくる
5 グループ発表・ディスカッション:学生A・B・Cの報告
【準備】課題小説を熟読してくる
6 グループ発表・ディスカッション:学生D・E・Fの報告+学生A・B・Cの補足報告
【準備】課題小説を熟読してくる
7 グループ発表・ディスカッション:学生G・H・Iの報告+学生D・E・Fの補足報告
【準備】課題小説を熟読してくる
8 グループ発表・ディスカッション:学生J・K・Lの報告+学生G・H・Iの補足報告
【準備】課題小説を熟読してくる
9 グループ発表・ディスカッション:学生M・N・Oの報告+学生J・K・Lの補足報告
【準備】課題小説を熟読してくる
10 グループ発表・ディスカッション:学生P・Q・Rの報告+学生M・N・Oの補足報告
【準備】課題小説を熟読してくる
11 グループ発表・ディスカッション:学生S・T・Uの報告+学生P・Q・Rの補足報告
【準備】課題小説を熟読してくる
12 グループ発表・ディスカッション:学生V・W・Xの報告+学生S・T・Uの補足報告
【準備】課題小説を熟読してくる
13 学生V・W・Xの補足報告、総合的な討議
【準備】これまでの発表の繋がりを考えてくる
14 キャリア形成について考える1(卒業生の話を聞く1)
15 キャリア形成について考える2(卒業生の話を聞く2)
その他
教科書 三島由紀夫 『真夏の死―自選短編集―』 新潮文庫 1970年 第改版
参考書 授業の中で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(60%)
授業参画度はグループ発表の内容、ディスカッションへの参加態度を含む。
オフィスアワー 水曜4限、木曜3限 7号館4階武内研究室。質問等がある場合は、事前にメールで予約すること。メールアドレスは授業で知らせる。
備考 本講義では、学部間横断ワークショップ(ワールド・カフェ(10月14日(日))を実施する。(ただし、荒天等により10月21日(日)に延期することがある。)学生ごとに受講する会場・日時等が異なるので、詳細は授業開始時に連絡する。

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