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科目名 | 思想史1 | ||||
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教員名 | 土屋 睦廣 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 古代ギリシア哲学 |
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授業のねらい・到達目標 | ミレトス派の初期自然哲学から古典期末のアリストテレスにいたるまでの古代ギリシアの哲学について講義する。ギリシア哲学は西洋哲学の始まりであるとともに、一つの頂点でもある。後の哲学の源流となるこの時代の哲学を学ぶことで、西洋哲学の根幹を理解するとともに、西洋の歴史と文化への理解を深めることができる。それぞれの思想・学説の動機と意義を歴史的・社会的文脈の中で理解すると同時に、それらをたんなる過去の知識としてではなく、現代の問題を考える上でも役立てることができるようになることを目標とする。 |
授業の方法 | 下記の授業計画に挙げたテーマを中心に、歴史的・社会的背景を交えて講義する。毎回、授業の終わりに、コメントカードに授業内容についての疑問点、意見、感想等を書いて提出してもらう。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前に古代ギリシアの歴史と文化に関してある程度の基礎を学んでおくこと。受講にあたっては、毎回教科書の当該箇所を読んでくること。受講後には配布プリント等を参考に授業内容を復習すること。さらに、関心を持った事項については、紹介した参考書等を用いて理解と知識を深めること。積極的に授業に参加することを期待する。 |
授業計画 | |
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1 |
導入 古代哲学の流れの概説 古代ギリシアの歴史と社会 [準備]古代ギリシアの歴史について基礎知識を得ておくこと |
2 |
ミレトス派と哲学の始まり アナクシマンドロスの宇宙論 [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
3 |
ピュタゴラス派と数学的神秘主義 [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
4 |
ヘラクレイトス パルメニデス [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
5 |
エンペドクレス アナクサゴラス [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
6 |
デモクリトスの原子論 [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
7 |
ソフィストたち [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
8 |
ソクラテスと新たな哲学の始まり [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
9 |
プラトン(1) 生涯と著作 イデア論 [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
10 |
プラトン(2) 国家論と宇宙論 [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
11 |
アリストテレス [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
12 |
アカデメイア派とペリパトス派 [準備]教科書の当該箇所を読んでくること |
13 |
授業内試験と解説 [準備]授業内容全般を復習しておくこと |
14 | 第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う |
15 | まとめと補足 ヘレニズム哲学の先駆、小ソクラテス派 |
その他 | |
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教科書 | 嘉吉純夫・斎藤隆編著 『西洋思想の要諦周覧』 北樹出版 1994年 授業中に使用するわけではないが、予習・復習・補足に活用してほしい 「倫理学概論1」の教科書と共通 |
参考書 | 授業内で適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 木曜日12:10-13:00 2号館12階 土屋研究室 |