文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 II 群 > 国際情勢1
日本大学ロゴ

国際情勢1

このページを印刷する

科目名 国際情勢1
教員名 日吉 秀松
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 戦後の国際社会:冷戦の起源、過程そして国際社会の変貌
授業のねらい・到達目標 第二次世界大戦後、米国は西欧の資本主義諸国と西側陣営を形成したことに対して、ソ連は東欧の社会主義諸国と東側陣営を構成した。こうした二大陣営は欧州で「冷戦」といおう厳しい対立によって、国際社会にさまざまな影響を与え、戦後世界の平和は再び脅かされるようになった。1989年に米ソ首脳会談によって、冷戦を終結させた。40年以上にも及んだ冷戦の教訓から学ぶことが多いため、本講義のねらいは、冷戦の起源およびその過程についての認識を深めることにある。到達目標としては、本講義を通じて、冷戦期における国際社会の変化を理解し、さまざまな国際政治の事象を独自の視点で分析できることである。
授業の方法 授業の内容を理解できるように適切な学習の目標を設定し、事前に配布された資料を予習する。講義を中心にするが、その都度にレポートの提出や小テストを通じて学習状況を把握する。
履修条件 私語や飲食を厳禁である。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前に配布された資料を予習し、関連する文献などを調べておくことが必要であり、受けた授業の内容を復習することも必ずおこなうことである。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
2 第二次世界大戦後の国際社会の状況:ヤルタ体制と新興独立国家の登場
3 冷戦の起源:イデオロギーの対立?
4 冷戦の拡大と固定化
5 冷戦期における代理戦争:朝鮮戦争とベトナム戦争
6 スターリンの戦略
7 冷戦期における東側陣営の変化:ハンガリー事件とプラハの春
8 冷戦期における「平和共存」の真実:ベルリンの壁からキューバ危機
9 デタント(緊張緩和)から新冷戦
10 冷戦期における中ソ対立
11 冷戦期における米中接近と日中国交正常化
12 冷戦期における中国の西側への傾斜:改革開放政策
13 期末試験と解説
14 ソ連のゴルバチョフ改革と中国の鄧小平改革の相違
15 冷戦と現在
その他
参考書 授業中に指示する
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、レポート(10%)、授業内テスト(30%)
オフィスアワー 火曜日14:30~15:00

このページのトップ