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考古学特講4

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科目名 考古学特講4
教員名 濱田 晋介
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 考古学の研究法と戦後の弥生文化研究
授業のねらい・到達目標 戦後の弥生時代の個別研究について概観し、現段階での弥生時代の社会・政治・文化に関する解釈事例を把握する。それぞれの研究現状を理解することを目標とする。
授業の方法 最新の発掘資料や研究をふまえ、スライド写真・図面を用いて講義する。また、次回の関連論文を紹介していくので、その予習に基づいて授業を進める。授業の理解度を確認するため、数次にわたって授業内テストを行なう。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 参考書およびブラックボードに掲載する各回のプリントを事前に読み、各回の授業内容を把握するとともに、そこに書かれた参考文献を読んで、理解を深めておくこと。
授業計画
1 ガイダンス 授業の進め方と内容( 参考書「1.本書を読むにあたって」およびプリント1を事前に読んでこれからの授業の進め方を理解しておくこと)
2 戦後の弥生時代の枠組み — 弥生時代の再定義 — (参考書「16.本書を読むにあたって」およびプリント2を読んで授業内容の予習をしておくこと)
3 戦後の弥生民族論争と東漸論(参考書「17.戦後の弥生民族論争」「18.戦後の東漸論とその変化」およびプリント3を読んで授業内容の予習をしておくこと)
4 戦後の研究方法 — 唯物史観とプロセス考古学— (参考書「20.戦後の研究方法」およびプリント4を読んで授業内容の予習をしておくこと)
5 金属器の在り方 — 青銅器鉄器の出現とその役割 — (参考書「21.金属器の在り方」およびプリント5を読んで授業内容の予習をしておくこと)
6 階級社会の形成 —考古資料と理論 — (参考書「22.階級社会の形成」およびプリント6を読んで授業内容の予習をしておくこと)
7 農業社会の実像 —レプリカ・セム法と植物の特性 —(参考書「23.農業社会の実像」およびプリント7を読んで授業内容の予習をしておくこと)
8 高地性集落論 —高地性集落と遺構・遺物 —(参考書「24.高地性集落論」およびプリント8を読んで授業内容の予習をしておくこと)
9 争乱の時代 — 実証と地域性 — (参考書「25.争乱の時代」およびプリント9を読んで授業内容の予習をしておくこと)
10 大規模集落と小規模集落 — 虚像と実像 — (参考書「26.大規模集落と小規模集落」およびプリント10を読んで授業内容の予習をしておくこと)
11 墓制論 —弥生墳墓から古墳の発生 — (参考書「27.墓制論」およびプリント11を読んで授業内容の予習をしておくこと)
12 古墳時代との境—弥生土器と土師器 —(参考書「28.古墳時代との境」およびプリント12を読んで授業内容の予習をしておくこと)
13 年代決定論と自然化学分析の応用 (参考書「29.年代決定論」「30.自然化学分析の応用」およびプリント13を読んで授業内容の予習をしておくこと)
14 戦後の弥生時代研究史の理解度の把握(これまでの授業の内容を整理しておくこと。)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
参考書 浜田晋介 『弥生文化読本』 六一書房 2018年 第1版
参考書の入手方法については初回にお知らせします。それまで購入しないこと。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業の終わりに不定期に行う小テスト(50%)
オフィスアワー 初回授業時にe-mailアドレスを伝えるので、主としてメールにて行う。

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