言語と文化４

授業テーマ	フランスの文化を識る
授業のねらい・到達目標	わが国の外国文化受容はアメリカ（英語）文化中心であり、多くの日本人にとって西洋人＝アメリカ人、西洋文化＝アメリカ文化という状況になっている。実際は西欧文化はもっと多様なものであることを、フランス文化を知ることで理解してもらいたい。
授業の方法	できるだけ、画像や音を使って、実物を提示しながら授業を進め、フランス文化のさまざまな側面を紹介する。いくつかのテーマについて少し突っ込んだ解説、考察を行う。
履修条件	なし
事前学修・事後学修，授業計画コメント	各回のテーマによって興味、関心の度合いが違うだろうが、少なくともその階のテーマに関して自分がなにを知りたいか、意識して授業に臨むこと。また、事後学習は、ノートの整理と疑問点の書き出しを行うようにしてほしい。なお、進行には多少の伸び縮みがあり得ることを承知してほしい

授業計画
1	ガイダンス　授業の進め方について説明し、フランス文化の特質について大まかな輪郭を描き出す。
2	文明と文化の違い　フランスの地理的概略
3	フランスの歴史
4	フランス文化の諸側面　美術（１）
5	フランス文化の諸側面　美術（２）
6	フランス文化の諸側面　建築
7	フランス文化の諸側面　文学
8	フランス文化の諸側面　音楽
9	フランス文化の諸側面　大衆文化とシャンソン
10	フランス文化の諸側面　演劇と映画
11	フランス文化の諸側面　マンガ（バンド・デシネ）
12	フランス文化と経済　経済活動と企業
13	パリについて
14	学習内容の確認と復習　30回目までの講義内容を踏まえてフランス文化の特質について再確認する。
15	フランスと日本-交流の歴史と展望

その他
教科書	教科書は特に用いない
参考書	三浦信孝・西山教行『現代フランス社会を知るための62章（エリア・スタディーズ）』明石書店 2010年第1版ガイダンス時に指示する
成績評価の方法及び基準	試験(80%)、授業参画度(20%) 試験結果に平常授業への参画度を考慮して総合的に評価する。
オフィスアワー	研究室（2503）において、曜日、時間についてはガイダンス時に指示する