文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 教育学科 > 教育人間学
日本大学ロゴ

教育人間学

このページを印刷する

科目名 教育人間学
教員名 田口 賢太郎
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 教育を人間の営みのうちに捉えなおす
授業のねらい・到達目標 素朴な「教育」のイメージからは捉え損なってしまいがちであるが、教育という営みを解き明かそうとすることは、その広範さ、複雑さゆえに「人間」を知ろうとすることと同様に、困難ををともなう。本授業においては、「人間」とは何か、という探究の中に「教育」を改めて見出し、自ら「教育」へ様々な観点から問いを向け、思考する術を身につけることを目標とする。
授業の方法 講義を主体として、授業回によっては学生によるディスカッションやプレゼンテーションなどの演習形式を取り入れることもあります。
また、視聴覚資料なども活用していく予定です。
毎回の授業においてコメントペーパー等を記入してもらいますが、その記述内容は次回授業中に公表することもあります。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎時、1時間程度の予習/復習が必要になります。
課題は授業内において指示します。
授業内で指示する課題については、準備に数時間を要します。
最終レポートには、数日ないしそれ以上の準備が必要となります。
授業計画
1 イントロダクション―教育人間学について
2 人間への問い1―動物、人間、ロボット
3 人間への問い2―子どもとは何か?
4 教師とは何か?―「教える」人間
5 学習の技法―読み、書き、覚え、表現すること
6 教育の空間論―家庭、学校、授業から
7 「遊び」の意味と無意味
8 愛と教育的関係―教えると学ぶのかかわりを通じて
9 教育と共同体―社会と教育の結節点
10 教育の内容をめぐって1―倫理、善と悪
11 教育の内容をめぐって2―知識とは何か
12 教育の内容の内容をめぐって3―詩は何を伝えるか
13 死と教育
14 教育の他者―教育から除外されるもの
15 教育人間学の問い―本授業のまとめ
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 田中 智志 (著),‎ 橋本 美保 (著) 『教育の理念・歴史 (新・教職課程シリーズ)』 一藝社 2013年
その他、適時、授業内において指示します。
参考書 今井康雄(編) 『教育思想史』 有斐閣 2009年
田中智志 『教育臨床学<生きる>を学ぶ』 高稜社書店 2012年
矢野智司 『自己変容という物語―生成・贈与・教育―』 金子書房 2000年
その他、授業内において適宜、参考資料を準備します。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 授業終了時。

このページのトップ