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教育原論

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科目名 教育原論
旧科目名 教育の思想
教員名 北野 秋男
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 教育の歴史と思想史のルーツを知ろう!
授業のねらい・到達目標 私たちが日常的に経験する教育現象は、自明なものとして認識され、疑いをもって考察される事はほとんどありません。こうした教育現象のあり様を思想史的に学び、自らの教育的な営みを自覚する必要がある。教育の歴史と思想の根源をたどりながら、現代にも通底する教育思想や教育問題を根源的に考えてみたいと思う。
授業の方法 テキストに従って、1時間に1章ずつ読み進めていく。学生諸君は、必ず事前にテキストを一読し、全体を理解すると同時に、各章の最重要事項が何であるかを考察すること。テキストは、現代的な視点から教育思想の根源を考察するように構成されているので、授業では、教育思想の現代的な意味を解説していく。
履修条件 教職履修者は選択必修。
事前学修・事後学修,授業計画コメント テキストを十分に読むこと。授業時間内に課題を与え、レポートの提出を求める。このレポートは、授業内の学習活動として評価する。また、簡単な2度の復習テストも実施する。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標、及び授業方法について説明する)
2 教育の歴史と思想史の現代的意味
3 近代の教育の歴史-ロック、ルソーの「理性」・「良心」による自律
4 近代の教育の歴史-ペスタロッチ「愛」の教育、ヘルバルトの「道徳品性の陶冶」
5 近現代の教育の歴史-デューイ、ニイールの新教育思想「ビデオ鑑賞:フリースクール」「ミニ・レポート」
6 近代の教授学の歴史-コメニウスの一斉教授思想
7 近代の教授学の歴史-ペスタロッチの直観教授思想
8 近代の教授学の歴史-ヘルバルトの科学的教授学思想
9 近現代の教授学の歴史-デューイの個別教授・個別学習思想
10 マンの国民教育論と公教育の歴史
11 現代の教育問題「教育の自由化に賛成か反対か」(ミニレポート)
12 現代の教育論-アリエス、ブーバー、イリイチの脱学校論
13 授業内試験と解説
14 理解度の確認と要点の整理
15 総括とまとめ・レポートの返却、これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める。
その他
教科書 関川悦雄・北野秋男 『教育思想のルーツを求めて』 啓明出版 2004年 第3版
教科書は必ず用意すること。試験の際には教科書の参照を許可する。また、教科書は授業で毎回使う。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(30%)、授業内テスト(50%)
上記の内容で総合的に評価する。
オフィスアワー 授業の開始前と終了後に実施する。メールアドレス:kitano@chs.nihon-u.ac.jp

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