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教育と福祉

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科目名 教育と福祉
旧科目名 教育と福祉
教員名 澤田　誠二
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 半期 履修区分 選択
授業テーマ 現代社会の子どもを取り巻く諸問題と、それに対応する教育と福祉のあり方を社会学的に理解し考察する。
授業のねらい・到達目標 現代日本における子どもをめぐる様々な問題について、統計や歴史的背景を丁寧に精査することによって正しく現状を理解する。そして、それを踏まえた上での社会的な対策のあり方を考える。また、それらの学習を通じて社会学的に物事をみる視点や思考法を身につける。
授業の方法 講義形式で行い、適宜資料を配布する。トピックによっては、映像資料などを使用することもある。授業内では学生の積極的な発言を求める。授業後のリアクションペーパー提出をもって出席扱いとする。リアクションペーパーへの記入内容（課題）については授業時に指示する。第14回目のメディア授業では、第2回目から第12回目までの講義内容にについて電子メールを用いて質疑応答を行う。使用するメールアドレスは初回授業時に配布する。
事前学修・事後学修，授業計画コメント 授業内で事後学修の課題及び次回の内容と予習方法について指示するので、それに従って学習を行うこと。また、必ず前回の配布プリントとノートを復習しておくこと。なお、授業内容/計画は、進度や受講生の要望などによって変更する可能性もある。
授業計画
1 ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。その他、参考文献の提示やアポイントの取り方等）
2 「問題」をどうとらえるか：社会学的思考法について、「教育問題」とは何か等
［準備］第1回目の授業で紹介した参考文献の該当箇所を読んでおくこと。
3 学校の社会的機能：社会化・選抜と配分、教育学との比較等
［準備］第2回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
4 非行・少年事件（１）：少年事件の統計データ解読、「事実誤認」のメカニズム等
［準備］第3回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
5 非行・少年事件（２）：現代少年非行の特徴、社会学の逸脱理論等
［準備］第4回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
6 いじめ（１）：「いじめ」の定義、社会学のいじめ理論等
［準備］第5回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
7 いじめ（２）：「いじめ」問題登場の歴史、統計データの読み方、社会問題としての「いじめ」等
［準備］第6回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
8 いじめ（３）：「いじめ」と自殺の関係について、社会学的解決法について等
［準備］第7回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
9 不登校（１）：不登校の定義、不登校の統計の作られ方等
［準備］第8回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
10 不登校（２）：不登校問題化の歴史、不登校の社会構造等
［準備］第9回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
11 児童虐待：児童虐待とは何か、児童虐待の歴史、統計データの読み方等
［準備］第10回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
12 心身に障害のある子どもの教育：「特殊教育」から「特別支援教育」へ、特別支援教育の理念と制度等
［準備］第11回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
13 授業内試験と解説
14 第2回目から第12回目までの講義内容について質疑応答を行う。
［準備］前回までの配布プリント、ノートを復習しておくこと。
15 総まとめと質疑（これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。）
［準備］今までの全ての配布プリント、ノートに目を通し、自分なりの問題意識・疑問点を明確にしておくこと。
その他
教科書 なし。
参考書 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
第13回に授業内試験を予定しているので、単位取得を希望する者は必ず出席すること。
オフィスアワー 授業終了後に、本館２F講師室または本授業教室にて対応する。また授業中にEメールアドレスを伝えるので、そちらでも受け付ける。
備考 前期と後期は同内容で実施する。

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