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科目名 | 基礎演習2 | ||||
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教員名 | 武内 佳代 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 近代文学研究の基礎力を身につける―戦後の小説を読む |
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授業のねらい・到達目標 | 代表的な日本の戦後の短編小説を読むことを通して、近代文学研究における基本的な資料収集の仕方、分析方法、論じ方を学ぶ。作品と作家の人生とを重ねる読み方以外にも、語り分析、時代背景、社会問題などにも目配りし、読解の視野を広げることをねらいとする。 |
授業の方法 | 基本的に演習形式。グループごとに担当作品を決め、先行研究の整理、作品の読解、作家についての情報、同時代状況などについて調査・分析し、口頭発表してもらう。発表後、教員の補足説明を交えながら、聴き手も含めてディスカッションを行う。発表グループはディスカッションに基づいて、次週に補足発表を行う場合がある。また、次回の発表グループが司会やコメンテーターを担当し、意見交換を活発化する。選ぶ作品は受講者の人数によって調整するので、第一回目の授業には必ず出席すること。 |
履修条件 | 人数調整を行うため、受講希望者はガイダンス時に希望調査用紙を受け取り、必要事項を記入の上、4月7日(土)12時00分までに国文学科前のレポートボックスに提出すること。受講許可は、4月9日(月)8時50分頃、国文学科掲示板に示す。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 第5回以降、各グループが分担にしたがって事前に発表資料を用意し、順次研究発表(質疑応答を含む)を進めていく。発表が不十分な場合は翌週の授業の最初に補足発表を行う。また、発表者は各自、発表の翌々週にレポートを提出する。 なお、発表後にみなで議論を行うので、受講生は他の発表者が担当する作品も必ず授業前にもう一度熟読すること。 |
授業計画 | |
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1 | 授業の進め方などに関するガイダンス |
2 | 資料の検索・収集、発表内容の構築、報告のやり方などに関する説明 |
3 | 作品の分担、発表スケジュール決め、教員による模擬発表 |
4 | 映画から物語分析の基礎を学ぶ1 |
5 | 映画から物語分析の基礎を学ぶ2 |
6 | 担当作家に関する基本情報・担当作品のあらすじ・文献調査結果・切り口についての口頭発表 |
7 | グループAの発表と討議 |
8 | グループBの発表と討議 |
9 | グループCの発表と討議 |
10 | グループDの発表と討議 |
11 | グループEの発表と討議 |
12 | グループFの発表と討議 |
13 | グループGの発表と討議 |
14 | 第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う。 |
15 | これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める |
その他 | |
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教科書 | 紅野敏郎、紅野謙介、千葉俊二、宗像和重、山田俊治編 『日本近代短篇小説選 昭和篇2』 岩波書店(岩波文庫) 2012年 参加者は事前に各作品を熟読してきてください。今回取りあげる短編小説はすべて、国文学科の学生ならば一度は読んでいてしかるべき小説です。自分で教科書を買って、重要だと思う部分に線を引いたり、コメントを書き込んだりしながら読むのが一番です。今後の学びのために、図書館で借りたりせずに、ぜひ自己投資して手元に置いてください。 |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は発表の内容、議論への参加態度などを評価する。 発表後、レポートを提出する。 |
オフィスアワー | 水曜4限、木曜3限 7号館4階武内研究室。質問等がある場合は、事前にメールで予約すること。メールアドレスは授業で知らせる。 |