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英語学演習2(2年生用)

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平成28年度以降入学者 英語学演習2(2年生用)
平成27年度以前入学者 英語学基礎演習2
教員名 一條 祐哉
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 英語の「前置詞」に関する複数の文献を読み、意味論的に分析する。
授業のねらい・到達目標 あるテーマに関する複数の文献から基本情報を収集し、文献間の相違点や問題点を見いだし、意味論的に分析し、よりよい説明原理を立てることが出来るようになることを目指す。また技術面として、プレゼンテーションやディスカッションの仕方なども身につける。
授業の方法 授業は演習形式で、始めに予習チェックの小テストを行います。次に、発表担当グループに教科書の内容について発表(20分程度)をしてもらい、その後、質疑応答を行います。
※ 発表担当グループは、ハンドアウトを用意し、聞いている人に分かりやすく、担当箇所の解説(内容・キーワードの解説等)と疑問点の提示(発表者1人につき必ず1つ)をしてください。
※ 発表担当でない学生にも、発言が求められます。この授業は皆さんが主役なので、質問やディスカッション、グループワークなど、積極的に取り組んでください。
事前学修・事後学修,授業計画コメント (1) 事前学修として、江川 (1991) と照らし合わせながら、教科書を丹念に読み、ノートにまとめる。また、教科書で扱われている概念・言語現象について、類例あるいは反例を探してみる。分からないところは、どこがどのように分からないのかを明らかにし、授業時の質問(必ず1つ用意しておくこと)として備えておく
(2) 事後学修として、毎回の授業内容を分かりやすくノートにまとめておく。このノートは学期末のグループディスカッションや課題で必要となる。
授業計画
1 オリエンテーション:授業についての説明、発表担当の割り当て
2 発表①:江川 (1991)『英文法解説−改訂3版−』を読む
[準備]教科書(§268, 274, 275, 279, 280)を読んでおくこと。
3 発表②:Quirk et al. (1985) を読む (1)[空間(次元ごと)を表す前置詞]
[準備]教科書(pp. 673-675)を読んでおくこと。
4 発表③:Quirk et al. (1985) を読む (2)[位置、方向を表す前置詞]
[準備]教科書(pp. 675-677)を読んでおくこと。
5 発表④:Quirk et al. (1985) を読む (3)[起点、相対的位置を表す前置詞]
[準備]教科書(pp. 677-679)を読んでおくこと。
6 発表⑤:Quirk et al. (1985) を読む (4)[通過、移動を表す前置詞]
[準備]教科書(pp. 681-683)を読んでおくこと。
7 発表⑥:Quirk et al. (1985) を読む (5)[到着点を表す前置詞]
[準備]教科書(pp. 683-685)を読んでおくこと。
8 発表⑦:Quirk et al. (1985) を読む (6)[抽象的意味の前置詞]
[準備]教科書(pp. 685-687)を読んでおくこと。
9 発表⑧:Quirk et al. (1985) を読む (7)[時間を表す前置詞]
[準備]教科書(pp. 687-690)を読んでおくこと。
10 発表⑨:Huddleston and Pullum (2002) を読む (1)[空間を表す前置詞]
[準備]教科書(pp. 647-649)を読んでおくこと。
11 発表⑩:Huddleston and Pullum (2002) を読む (2)[in, on, at]
[準備]教科書(pp. 649-651)を読んでおくこと。
12 発表⑪:Huddleston and Pullum (2002) を読む (3)[意味拡張した前置詞]
[準備]教科書(pp. 168-170)を読んでおくこと。
13 文献間の相違点や問題点・疑問点を洗い出す→グループ・ディスカッション
[準備]これまで扱った教科書を読み直し、文献間の相違点や問題点・疑問点を検討しておくこと。
14 レポート作成、質疑応答→提出
15 レポートについてのコメントとこれまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 プリント教材を教員が用意する。
参考書 江川 (1991)『英文法解説−改訂三版−』と英語の辞書を毎回必ず持参のこと。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(10%)、教科書の内容についての発表(20%)、小テスト・課題等(20%)
※「授業参画度」は、授業への積極的参加態度(自発的発言、質問等)で評価する。
オフィスアワー 授業終了後、教室にて。もしくは水・木・金の16時30分以降、7309研究室にて。

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