英語学演習１(2年生用)

授業テーマ	英語の歴史をたどる
授業のねらい・到達目標	現在使用されている英語は、1200年くらいの歴史がある。その歴史を跡付けることにより、現在の英語の特徴をよりよく理解できることを目標とする。
授業の方法	演習形式授業により、テキスト輪読およびプリントによる原文の読解。文献にある古英語・中英語の記述ではなく、実際の原文にあたり、古英語・中英語の実相を実感することを主とする。資料の提示、指示、課題の提出などにBlackboardを使用する。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	テキストの進度に合わせ、古い時代の英文を読解するが、これはもはや英語としてではなく、外国語とみなすほうが適当なくらい、現代英語とは異なっている。新たな言語を学習する心構えが必要。ドイツ語やフランス語の知識があるとより理解しやすい。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	第1章　語族、インド・ヨーロッパ祖語
3	第1章　グリムの法則
4	第2章 Old English：外史
5	第2章 Old English：名詞の屈折
6	第2章 Old English：代名詞の屈折
7	第2章 Old English：動詞の屈折、強変化、弱変化動詞
8	第2章 Old English：語彙
9	第3章　Middle English: 外史
10	第3章　Middle English：語彙
11	第3章　Middle English：名詞の屈折
12	第3章　Middle English：動詞の屈折
13	英語史まとめ、理解度確認
14	Old English, Middle Englishに関する質疑応答
15	初期近代英語への道筋

その他
教科書	鈴木栄一、佐藤修二『英語の歴史（Bambas, Rudolph C.）』金星堂 2005年第1版
成績評価の方法及び基準	試験(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー	月・火　12：20～13：00　研究室